1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08044080
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
池内 了 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90025461)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関口 真木 東京大学, 宇宙線研究所, 助教授 (40216528)
市川 隆 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80212992)
須藤 靖 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (20206569)
福来 正孝 東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (40100820)
岡村 定矩 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20114423)
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Keywords | デジタル・スカイ・サーベイ / 重力レンズ / 銀河間物質 / 宇宙の大規模構造 / CCDカメラ / 「すばる」望遠鏡 |
Research Abstract |
1998年6月にSDSSはファーストライトに成功した。望遠鏡システムおよびCCDカメラが設計通りに製作されていることが証明されたのである。このファーストライトの撮影を行ったのは、望遠鏡の最柊整備にあたっていた日本のグループメンバーであり、その後の試験観測においても、日本のグループはアパッチポイント天文台に出かけ、CODカメラの整備とテスト、静電気による主鏡のわずかな揺れの検出と静電気対策など、本観測に入る前のさまざまな微調整を行ってきた。これらの建設段階において開発した装置やその性能に関するテクニカル・レポートをアメリカの共同研究者たちと発表している。この段階に入って、SDSSと「すばる」望遠鏡を連動させる次のステップに移行した。SDSSによって発見された新天体の詳細観測や、SDSSが作ったカタログに基づく銀河の系統的なフォローアップ観測を円滑に行い、特に同じ質のデータを得るためにどれほど装置を共有化しなければならないかを検討するために、同じタイプのCCDカメラをハワイの「ずばる」望遠鏡に持ち込み、ファーストライトの機会に、装置の安定稼動状態のチェックを行い、得られたデータの整約方式や今後の装置の改良などについての基本データを得ることとした。そのため、ハワイ・マウナケアにSDSSクループのメンバーを派遣し、CCDモザイクカメラによる試験観測を行った。そこで得られたデータを解折し、SDSSの結果と「すばる」を有機的に結びつけるための新装置の設計やデータ解析法の研究を行った。これらの成果は、SDSSと「すばる」の本観測での効率的なデーク整約に活かされるであろう。
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Research Products
(11 results)
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[Publications] P.Khara: "The Ionization and Abcendance of C and Si in QSO Absorbers" Pub.Astron.Soc.Japan. 50. 13-18 (1998)
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[Publications] K.Shimasaku: "The History of Galaxies and Galaxy Number Counts" Astrophysical Journal. 501. 578-596 (1998)
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[Publications] M.Watanabe: "An Unbiased Estimate of the Clobal Hubble Constant in the Regions of pices-Perseus" Astrophysical Journal. 503. 553-568 (1998)
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[Publications] J.E.Gunn: "The Sloan Digital Sky Survey Photometric Camera" Astronomical Journal. 116. 3040-3081 (1998)
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[Publications] Yi-Peng Jin: "Confronting Cold Dark Matter Cosmologies" Astrophysical Journal. 494. L5-L8 (1998)
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[Publications] T.Kitayama: "Cosmological Implications of Number Counts of Cluster of Galaxies" Publ.Astron.Soc.Japan. 50. 1-11 (1998)
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[Publications] K.Yoshikawa: "Hydrodynamical Simulation of Clusters of Galaxies" Publ.Astron.Soc.Japan. 50. 203-211 (1998)
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[Publications] Y.Suto: "Gas Density and X-ray Surface Brightness Profiles" Astrophysical Journal. 509. 544-550 (1998)
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[Publications] S.Okamura: "Retrieving Bulge and Disk Parameters and Asymtotic Magnitude" Publ.Astron.Soc.Pacific. 111. 31-44 (1999)
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[Publications] Y.Taniguchi: "Formation of Quasar Nuclei in the Heart of Ultraluminous Infrared Galaxies" Astrophysical J.53(印刷中). (1999)
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[Publications] K.Okoshi: "Evolution of Lyman α Clouds at Low Redshifts" Pub.Astron.Soc.Japan. 51(印刷中). (1999)