1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08045027
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Research Institution | National Institute for Fusion Science |
Principal Investigator |
林 隆也 核融合科学研究所, 理論・シミュレーション研究センター, 教授 (60156445)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
熊沢 隆平 核融合科学研究所, プラズマ加熱研究系, 教授 (70109354)
佐藤 哲也 核融合科学研究所, 理論シミュレーション研究センター, 教授 (80025395)
市口 勝治 核融合科学研究所, 理論データ解析研究系, 助手 (90211739)
関 哲夫 核融合科学研究所, プラズマ加熱研究系, 助手 (60260048)
中島 徳嘉 核融合科学研究所, 理論・データ解析研究系, 助教授 (30172315)
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Keywords | トーラスプラズマ / プラズマ閉じ込め / ヘリアック / ヘリカル系プラズマ / 計算機シミュレーション / プラズマ加熱 / プラズマ計測 / 複雑性プラズマ |
Research Abstract |
本年度は、本補助金によって4名をオーストラリア国立大学(ANU)に派遣し、1名をANUから核融合科学研究所(NIFS)い招聘した。NIFS,ANU間には今年度核融合プラズマ研究分野においてこのほかにも延べ10名の行き来があり、本補助金を中心として活発な交流を行った。理論分野においては、複雑性プラズマの非線形構造形成現象やヘリカル系トロイダルプラズマの平衡、線形安定性、非線形安定性、最適磁場配位、乱流輸送、閉じ込め改善物理機構をめぐって共同研究、議論を行い、双方の相補的研究の交流の有効性を確認した。特に、3次元平衡コード(HINT)の計算高速化、圧力駆動型不安定性の解析に共同研究の具体的成果がみられた。また、大規模計算機シミュレーション結果の先進的表示システムとしてのバーチャルリアリティ装置について双方の関心が一致し、今年度NIFSに設置した装置を中心とする高度な利用方法の検討を開始した。プラズマ実験、計測分野の共同研究として、ANUのH-1ヘリアック装置で最近見出された閉じ込め改善現象の検討を行った。プラズマ加熱分野では、H-1装置における高周波加熱実験の結果の解析をしたり今後の実験計画を立てるために波動の励起伝播吸収を計算するためのコードについて、NIFSで使用中のコードの適用可能性の検討をおこなった。研究会形式の研究協力として、2年ごとに開催している日豪理論ワークショップ(第4回)を第8回土岐コンファレンスと連続して核融合科学研究所にて開催し,豪国からは10名の参加、発表があり、複雑性プラズマ、核融合プラズマ閉じ込め諸現象に関して活発な議論をおこなった。
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[Publications] R.L.Dewar: "Reduced Form of MHD Lagrangian for Ballooning Modes" Journal of Plasma and Fusion Research. Vol.73,no.10. 1123-1134 (1997)
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[Publications] T.H.Watanabe: "Magnetohydrodynamic simulation onco-and counter-helicity merging of spheromaks and deriven magnetic reconnection" Phys.Plasmas. Vol.4,no.5. 1297-1307 (1997)
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[Publications] A.kageyama: "Generation mechanism of a dipole field by a magnetohydrodynamic dynamo" Phys.Rev.E. Vol.55,no.12. 4617-4626 (1997)
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[Publications] S.Fujiwara: "Molecular dynamics simulation of structural formation of short polymer chains" Phys.Rev.Lett.Vol.80,no.4. 991-994 (1997)
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[Publications] Y.Todo: "Linear and Nonlinear Particle-Magnetohydrodynamic Simulations of the Toroidal Alfven Eigenmode" Phys.Plasmas. (in press). (1998)
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[Publications] K.Watanabe: "Computer Simulation Studies of Dust Charging and Coagulation Processes inDusty Plasmas" Plasma Phys.Control.Fusion. (in press). (1998)