1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08301012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Section | 総合 |
Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
高橋 明善 東京農工大学, 農学部, 教授 (80014926)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高田 滋 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (50137478)
柄沢 行雄 常盤大学, 人間科学部, 助教授 (70161255)
大内 雅利 明治薬科大学, 薬学部, 教授 (60147915)
黒柳 晴夫 富山大学, 教育学部, 教授 (80097691)
山本 英治 東京女子大学, 文化学部, 教授 (50086261)
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Keywords | 沖縄 / 基地 / ヤンバル地域 / 開発 / 社会・文化構造 / 親族組織 / ト-ト-メ相続 / 村・字・シマ |
Research Abstract |
4回の沖縄調査を実施した。 1.8月末から9月高橋と山本はは予備的調査を沖縄県庁、国頭郡今帰仁村、中頭郡読谷村においてを行った。(大学院生2人同行) (1)県庁、総合開発事務所で、沖縄第三次振興計画、沖縄国際都市構想、ヤンバル地域 開発構想について資料収集と聴取。(2)読谷村において、読谷飛行場の返還後の跡地利用計画について聴取と資料収集。(3)今帰仁村での集落調査の実施。 2.11月調査。(1)共同研究者全員による県段階とヤンバル地域の中心名護市での資料収集、聴取調査の実施。(2)海上基地候補地のキャンプ・シュワ-ブ地域での基地移転問題に関する地域の対応についての聴取。(大学院生2人同行) 3.12月、高橋、山本の2人による名護市でのヤンバル地域の変動に関する調査、ならびに、5農村集落の社会文化構造に関する総合的聴取調査実施。 4.3月、山本を除く全員での、名護調査の実施。(1)市役所その他の諸機関で、農業、福祉、教育、財政、基地問題等に関する資料収集と聴取。(2)名護市内10集落を対象に社会・文化構造とその変動に関する総合的聴取調査実施。(大学院生1人同行) 5.以上の調査研究と研究会での討議をふまえて、各人の、調査結果を集約し、次年度における既に概況調査した15集落のミクロな構造調査を行い、沖縄社会の構造と変動に迫ってゆきたい。なお、今年度は蓮見音彦は学長職のため参加できず、次年度、職務のとける10月以降研究参加する予定である。
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