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1997 Fiscal Year Annual Research Report

ヨーロッパ統合の理念と近現代統合運動の歴史的考察

Research Project

Project/Area Number 08401012
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

紀平 英作  京都大学, 文学研究科, 教授 (60025070)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 島田 真杉  京都大学, 総合人間学部, 教授 (10108962)
柏倉 康夫  京都大学, 文学研究科, 教授 (30283576)
永井 和  京都大学, 文学研究科, 教授 (40127113)
服部 良久  京都大学, 文学研究科, 教授 (00164872)
服部 春彦  京都大学, 文学研究科, 教授 (20022345)
Keywordsヨーロッパ統合 / EU / ローマ条約 / マ-ストリヒト条約 / アムステルダム条約
Research Abstract

ヨーロッパ統合は急速に進行している。1997年6月にはアムスレルダム条約が結ばれ、1998年中にはヨーロッパ連合は通貨統合へと向かうことが予想されている。われわれはこの現状にかんがみつつ、ヨーロッパ統合の歴史的背景とその意義を探ろうとしている。第2次世界大戦後のフランス、西ドイツ、イギリスにおける、ヨーロッパ統合にかんする議会の動き、経済界の関心、世論の動静の解明を第1の課題としている。議会資料を収集し、その分析をおこなった。あわせて、その統合運動にアメリカ合衆国がどのような関係をもったかも大きな関心事としている。紀平英作の著書『パクス・アメリカ-ナへの道』は、その研究成果の一つである。また紀平はその研究に関連して「二十世紀アメリカンリベラリズムの展開とニューディール」を発表した。くわえて、統合の背景にある歴史的なヨーロッパ観の解明も進めている。古代ローマ帝国の統合理念、中世ヨーロッパにおけるキリスト教的ヨーロッパ観、さらには近代の統合運動についても解明を進めている。それに関連して研究会を開き、とくにポーランドからみた近世・近代におけるヨーロッパ観について、検討を行った。報告者、小山哲。表題、「「サルマチア」--ヨーロッパにおけるポーランドのトポス」。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 紀平 英作: "20世紀アメリカン・リベラリズムの展開とニューディール" アメリカ法. 1. 1-22 (1997)

  • [Publications] 紀平 英作: "パクス・アメリカ-ナへの道" 山川 出版社, 302 (1996)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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