1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08401016
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Research Institution | National Institute of Japanese Literature |
Principal Investigator |
相田 満 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (00249921)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 康夫 国文学研究資料館, 研究情報部, 助教授 (60144680)
松村 雄二 国文学研究資料館, 研究情報部, 教授 (10086689)
北村 啓子 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (60204913)
入口 敦志 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (80243872)
江戸 英雄 国文学研究資料館, 研究情報部, 助手 (50290870)
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Keywords | データベース / 共有化 / シソーラス / キーワード / ダウンサイジング / 検索 / ブラウジング / 用語階層化 |
Research Abstract |
研究最終年度にあたり、総括として以下の研究を進めた。 (1)データ検索プログラムの改良 検索システムがより汎用的な環境で使用可能となるよう、Windows98環境下でも動作する検索システムを新たに開発した。機能的には、これまでのものと全く同等である。ただし、運用データは、Windows98環境ではS-JIS専用となり、UNICODE日本語面の2万字余の文字セットは利用できない。性能低下は否めないが、より多くのユーザに窓口を広げるためである。また、それにともない、別にS-JIS環境用のデータおよびシソーラスの作成を行なった。 また、Windows2000環境下における動作保証は、β3までは行なえたが、製品版については時間的・費用的関係で十分には行なえなかった。今後、本プロジェクトをさらに発展させる際の課題として残った。 (2)システム評価・検収 本研究のために開発した、ツール(シソーラス検索プログラムと試験データ)のシステム検収を行った。このツールの運用にあたり、新たに異体字検索テーブルの再チェックも行ない、データをより確実なものとしたが、その際にUNCODE日本語面フォント環境を提供する著名なベンダーのフォントデータの配列に誤りのあることを発見、報告と対処を求めた。 (3)研究報告書の作成 本研究により開発されたツールを評価の上、本研究の意義と内容を研究報告書にまとめた。また、研究報告書とは別に、開発されたデータ検索ツールとサンプルデータを添付の上配布した。
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