1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08451110
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤本 和貴夫 大阪大学, 大学院・言語文化研究科, 教授 (70029734)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
津久井 定雄 大阪大学, 言語文化部, 教授 (30011357)
木村 健治 大阪大学, 言語文化部, 教授 (80102797)
深澤 一幸 大阪大学, 言語文化部, 教授 (00115924)
中埜 芳之 大阪大学, 言語文化部, 教授 (80029727)
高岡 幸一 大阪大学, 言語文化部, 教授 (40065470)
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Keywords | 国際環境 / 言語文化 / 言語文化交流 / 日露文化交流 / 日独比較文化 / 日仏文化交流 / 近代日本文学 / ポストコロニアル |
Research Abstract |
日本を中心とした国際環境と言語文化の相関という観点から、言語文化交流の諸問題について明らかにすることを目的とした本研究を公にするため、研究会を催して、前年度および前前年度の研究成果を整理し、活発な意見交換を行った。こうした議論の上に立って、研究分担者が論文を執筆し、研究成果報告書として刊行した。報告書掲載論文は以下の通りである。 藤本和貴夫(総括・言語異文化交流論) 「日露関係とロシア極東における日本研究-エヴゲーニ・スパルヴィンを中心に-」/高岡幸一(言語文化生態論) 「盗賊譚、東から西へ-『今昔』からヘロドトスへ-」/津久井定雄(日露文化交流) 「メレチンスキーの源氏物語論-その特色と「形代」考のための再読-」/木村健治(西洋古典の継承) 「日本におけるギリシア・ローマ演劇の受容」/中直一(日独比較文化) 「洋学の自己主張」/平田達治(言語文化交流論・中欧文化の研究) 「鴎外の『舞姫』とドイツ短篇小説-その形態的関連-」/北村卓(日仏文化交流) 「明治・大正期におけるボードレール受容の展開-耽美派を軸として-」/ヨコタ村上孝之(近代日本文学の比較文学的研究) 「「変態」の系譜学-渡辺淳一『失楽園』と内田春菊『ファザー・ファッカー』-/木村茂雄(日英文化交流・ポストコロニアル)「グローバル化とポストコロニアル化-言語文化交流の基礎理論に向けて-」 また、上記報告書以外にも、著書、論文や発表といった形で成果が多数報告されている。
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Research Products
(8 results)
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[Publications] 高岡幸一: "『今昔物語集』天竺篇の登場人物について" 言語文化研究(大阪大学言語文化部). 24. 263-274 (1998)
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[Publications] 高岡幸一: "『今昔物語集』本朝篇仏法部巻十二における法華経霊験譚再考" 言語文化研究(大阪大学言語文化部). 25. 313-330 (1999)
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[Publications] 中埜芳之: "ドイツ人が見た大正・昭和戦前期の日本(下)" 言語文化研究(大阪大学言語文化部). 24. 241-261 (1998)
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[Publications] 中埜芳之: "ドイツ人の日本発見と彼らがみた江戸期の日本(上)" 言語文化研究(大阪大学言語文化部). 25. 237-258 (1999)
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[Publications] 中直一: "Schillers“Wilhelm Tell"in der ersten Halfe der Meiji-Zeit" ゲーテ年鑑(日本ゲーテ協会). 40. 117-128 (1998)
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[Publications] 服部典之: "インターネットと大学英語教育" 言語文化研究(大阪大学言語文化部). 25. 167-184 (1999)
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[Publications] ヨコタ村上孝之: "Don Juan East/West:On the Problematics of Comparative Literature" Albany,NY:Suny Pr., 226 (1998)
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[Publications] 藤田実(共著): "Shakespeare and the Japanese Stage (ed.by J.R.Mulryne etal.)" Cambridge U.Pr., 286 (1998)