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1996 Fiscal Year Annual Research Report

エージェント指向船体設計システムの研究

Research Project

Project/Area Number 08455468
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

大和 裕幸  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50220421)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡辺 岩夫  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (70010890)
伏見 彬  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10272379)
小山 健夫  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10010696)
Keywordsエージェント指向システム / 設計問題 / 人工知能 / 造船設計 / 構造設計
Research Abstract

本年度は研究初年度であり、計算機の導入ソフトウェアの整備等の研究基盤の整備と基本的なシステムの検討を行った。
エージェント指向設計システムは、ネットワーク上に展開した設計機能を分化して持つ計算機群を設計手順に応じて協調動作させるとことにより、所期の設計を行おうとするものである。設計に限らず人間の関係する多くのシステムがこれに相当する。本研究の考察には、各機能分化のさせ方、通信方式、協調手法、データ構造等多くの抽象的で困難な課題がある。本年度はエージェント指向システムの基礎について検討した。すなわち、船体構造初期設計を例に取り、設計手順(ワークフロー)の分析を行い、要求される機能とデータ構造を明確にした。計算機の持つべき設計知識設計機能が明確になった。設計モジュールと呼ばれるエージェントシステムの基本機能を定義しその立証を行っている。
一方、エージェント間の通信に関しても重要な課題であり、本年度はタグボ-トモデルを例題として黒板モデルを用いたシステムをインプリメントし、そのシステム構成を検討した。さらに、経済現象に関する考察として、バルクキャリアの市場を表現するものとして、船社、造船所、そして市場をエージェントとしてモデル化して、市場モデルをあたかも黒板モデルのようにして造船所、船社の関係をダイナミックに表現する手法の検討を行っている。
これらは、いずれも独立したシステムであるがその構成には多くの共通点があり、エージェントシステムの方法論、さらにシステムの仕様設定へと発展させていく。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 大和 裕幸: "自律着桟タグボ-トシステムのコンカレンシに関する研究" 日本機械学会第6回設計工学・システム部門講演論文集. 96-45. 193-196 (1996)

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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