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1997 Fiscal Year Annual Research Report

青果物卸売市場における市況情報システムとその利用に関する主要国の比較

Research Project

Project/Area Number 08456112
Research InstitutionKYUSHU UNIVERSITY

Principal Investigator

小林 康平  九州大学, 農学部, 教授 (80111194)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 金 中起  九州大学, 農学部, 助手 (30274525)
山中 守  九州東海大学, 農学部, 教授 (70140952)
甲斐 諭  九州大学, 農学部, 助教授 (70038313)
Keywords市況情報システム / 生鮮食料品流通情報サービス / 情報公開システム / 青果物卸売市場 / 市場取引 / 口こみ情報伝達
Research Abstract

青果物卸売市場における市況情報システムは、青果物の卸売市場流通を支える基本的なインフラストラクチュアであり、公共性を保持するために国家あるいは公共団体の事業として運営されており、近年では電算機を導入して高能率化し、市場における取引に重要な役割を果たしている。
日本では、通称「生鮮食料品流通情報サービス」があり、全国の56卸売市場から市況情報を収集しているが、これは欧米諸国に比べて多い。例えば、イギリスでは5市場から、ドイツでは6市場、フランスでは22市場、アメリカでは産地出荷市場31と消費地市場19である。オランダでは4市場から収集しているが公開するのは会員だけに限られている。
社会主義国のロシアとブルガリアではアメリカ農業省の支援を得て1993年にスタート、中国では1990年にスタートして今日では73都市の市場が実施している。タイやフィリッピンでは公的機関の情報公開システムは存在しないが、流通過程を担う業者の間の口こみで伝達されている。
一方、韓国では、農協等の農業関連機関が収集した市況情報を、農林部の中央電算網を通じて、分散公開している。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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