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1997 Fiscal Year Annual Research Report

ラット心形成遺伝子(CSX)の発現および機能解析

Research Project

Project/Area Number 08457226
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

宮田 晃一郎  鹿児島大学, 医学部, 教授 (30041411)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西 順一郎  鹿児島大学, 医学部, 助手 (40295241)
中村 茂行  鹿児島大学, 医学部附属病院, 助手 (00295247)
野村 裕一  鹿児島大学, 医学部, 助手 (90237884)
吉永 正夫  鹿児島大学, 医学部, 助教授 (10145469)
KeywordsCsx / ホメオボックス / 心臓 / 接着因子 / C-CAM
Research Abstract

1.心臓特異的ホメオボックス遺伝子(Csx)
(1)Csxをrat心臓から単離した(R-Csx).心臓cDNAライブラリーからもクローニングし確認した.
(2)R-Csx遺伝子ホメオボックスは種をこえてよく保存されていた.
(3)R-Csxは核酸,アミノ酸配列ともにマウスCsxとの高い相同性を示していた.
(4)R-Csx遺伝子の発現は心臓に限局しており心臓での重要な働きが考えられた.
(5)ratでもfetal stageからadult stageに至るまで発現がみられた.
(6)ratでもCsxは心臓の極く初期の形態形成および形態維持において主要な役割を果たしているものと考えられた。
2.cell-cell adhesion molecule(C-CAM)のアイソザイム(C-CAM4)
(1)Csxを解析中にrat胚のある特定の時期に発現する遺伝子を見いだした.
(2)cDNAの塩基配列はC-CAMの第一ドメインと95%の相同性を有しており,142個のアミノ酸から構成されていた.
(3)これまで発見されたC-CAMのアイソザイムと異なり細胞内領域と膜貫通部を欠き遊離型であった.
(4)in situ hybridization法の結果,胎盤の胎仔由来と思われるspomgiotrophoblastに強い発現をみとめた。
(5)embryoでは肝臓,神経管に軽度,軟骨組織,頭部間葉細胞,肺間葉細胞および腸管間葉細胞に中等度の発現がみられた.
(6)C-CAM4は胎盤形成に深く関与している可能性があり,また間葉細胞の発生,分化にも関わっている可能性が示唆された。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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