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1997 Fiscal Year Annual Research Report

口腔領域画像診断症例データベースの開発と教育研究支援機能の高度化

Research Project

Project/Area Number 08457498
Research InstitutionTHE UNIVERSITY OF TOKUSHIMA

Principal Investigator

岩崎 裕一  徳島大学, 歯学部, 助教授 (30151723)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川口 真一  徳島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (50284302)
工藤 隆治  徳島大学, 歯学部, 助手 (10263865)
下村 学  徳島大学, 歯学部, 助手 (50253224)
久保 典子  徳島大学, 歯学部, 助手 (00234485)
前田 直樹  徳島大学, 歯学部・附属病因, 助手 (10219272)
Keywords画像データベース / コンピューター支援診断 / 診断のレベル付け / 画像伝送 / DICOM3 / 画像処理 / LAN / 口腔顎顔面疾患
Research Abstract

1.画像診断症例データベースへの登録症例の選択法の検討 画像診断に関する難易度のレベルより症例を分類した結果、6種類の画像診断レベルパターンが得られた。各疾患郡ごとの係数を求めると腫瘍、炎症、嚢胞、先天異常、外傷とその他の順にその診断難易度が低下した。また、症画像診断レベルと症例の画像診断上の特徴との関連を検討したところ、画像診断レベル2(卒後一般教育レベル)の症例に認められた代表的な所見は、1.サイズが小さくて特徴の現れない症例、2.他疾患と類似する所見、3.稀な所見を示す症例、4.疾患の成り立ちの推定が困難な症例、5.再発を示した症例に分類できた。画像診断レベル3(卒前学生教育レベル)の症例に認められた代表的所見は,1.各疾患に認められる主要な画像所見、2.病巣の拡大により追加して出現する画像所見、3.感染により修飾された画像所見に分類できた。この結果、画像診断データベースに登録する画像は正常解剖構造のバリエーションで疾患に類似する症例を含め、これらの特徴を出来るだけ満たす症例を選択することであると考えられた。以上から各疾患ごとに教育研究に適した標準的代表的な画像診断症例とその画像診断所見を確定した。2.画像診断症例データベースに情報の蓄積を行う技術的側面の検討 1.既存画像DBから画像診断WSまでは学内LANを介してFTPでき、1024×1024画像で9.9秒であった。2.PCから画像診断ワークステーションまでは、DICOM3様式の画像を学内LANを介して画像を転送でき、回転パノラマ画像(940×1160)で1秒であった。3.登録した症例データベースの基本情報よりPCで必要項目から検索し、画像はEWSで検索表示可能とした。このシステムは、学生教育用として用いようとしているが、将来のさらなる研究により、診療時の画像診断支援への応用を目指している。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 岩崎裕一, 他10名: "口腔領域画像診断症例データベースの開発と教育研究支援機能の高度化" 歯科放射線. 37(増刊号). 58 (1997)

  • [Publications] 工藤裕一, 他10名: "顎関節X線検査報告書のデータベース化" 四国歯学会. 10-2. 241-248 (1997)

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Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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