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1996 Fiscal Year Annual Research Report

頭蓋骨の画像データベースの開発

Research Project

Project/Area Number 08554036
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (A)

Section試験
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

茂原 信生  京都大学, 霊長類研究所, 教授 (20049208)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山下 真幸  獨協医科大学, 医学部, 助手 (80255009)
高橋 秀雄  獨協医科大学, 医学部, 講師 (80201599)
Keywords画像データベース / 哺乳類 / 頭蓋骨 / 頭蓋計測 / インターネット
Research Abstract

本年度は標本の撮影用の機材の購入、撮影用のセッティング、ならびに撮影条件と方向の検討を行った。高性能のデジタルカメラを利用する事によってパソコンへの画像の取り込みを容易にし、それを解析するためのコンピュータ、外部でのデータ撮影用のノート型パソコン、および得られた画像データを貯蔵し外部に発信するためのもとになる据え置き型のコンピュータを準備した。
標本の撮影は、上下左右前後の6方向にすることは決定した。前方からの撮影は、人類学でよく用いられるOAE(耳眼水平面)と平行な面で撮影するのがもっとも今後の利用に役立つと判断した。遠距離からの撮影によって、画像の歪みを最小に抑えた(望遠レンズ)。標本のセットは写真用の三脚の上に電動の架台をとりつけ、任意の方向に傾けられるように工夫した。また、標本をセットする回数を減らすため、45度に傾けた反射板装置を作成し、標本のやや上方において撮影した。画像のゴ-スト像を防ぐため表面蒸着の鏡面を利用した。これによって撮影に要する労力を減少させ、膨大な資料数に対応した。
現在、解剖に詳しいアルバイトの補助により、撮影が進行している。茂原は、撮影する標本のチェックと主な部位の計測データを取るために、何回か獨協医大に赴いている。高橋は画像の取り込みとその装置の開発を担当した。山下は、取り込んだ画像の供給に関する部門を担当している。試験的な画像はすでにある程度準備されているが、用量が大きい点をどうクリアしていくかの問題が残っている。画像データは圧縮をかけて供給することにした。
次年度は、撮影されたものからインターネットを通して供給していく予定である。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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