1996 Fiscal Year Annual Research Report
DNA損傷の環境モニタリングによるリスク評価法の開発
Project/Area Number |
08555137
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Section | 試験 |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
松井 三郎 京都大学, 工学部, 教授 (90092808)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 知成 京都大学, 工学部, 助手 (50273488)
山田 春美 京都大学, 工学部, 助手 (40089123)
清水 芳久 京都大学, 工学部, 助教授 (20226260)
森澤 眞補 京都大学, 工学研究科, 教授 (50026340)
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Keywords | DNA付加体 / LC / MS / MC / リスク評価 / DNA損傷 |
Research Abstract |
DNA損傷は突然変異や発癌の原因になると考えられている。このDNA損傷を直接定量するために、我々は高速液体クロマトグラフタンデム試料分析機(LC/MS/MS)を用いた測定法を開発することを試みた。まず、既知のDNA損傷についてそのモノヌクレオシドをLC/MS/MSに打ち込み、CIDスペクトルのデータベースを構築した。次に、尿中のこれら修飾デオキシヌクレオシドをSRMモードを用いて定量する手法を開発した。今の所、8ヒドロキシデオキシグアノシンとエセノデオキシアデノシンについては定量法を確立した。今後、他のデオキシヌクレオシドについても定量法を確立する予定である。
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