1996 Fiscal Year Annual Research Report
科学技術概念・用語の総合化のための教科書データベース解析システムの構築
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08558012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Section | 試験 |
Research Institution | Naruto University of Education |
Principal Investigator |
木村 捨雄 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (90000059)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂谷内 勝 国立教育研究所, 教育情報資料センター, 研究員 (70187053)
吉岡 亮衛 国立教育研究所, 教育情報資料センター, 室長 (40200951)
能田 伸彦 筑波大学, 教育学系, 教授 (80020121)
武村 重和 広島大学, 教育学部, 教授 (70112159)
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Keywords | 総合化科学教育 / 科学概念 / 対象概念 / 方法概念 / 日常科学用語 / 基礎科学概念 / 関連科学用語 / 科学概念図 |
Research Abstract |
(1)科学技術概念・用語シソ-ラス体系の構築のための教育課程 この研究目的を達成するために,近未来的展望に立つ21世紀の教育課程で考えられる「総合化の科学教育」として,「実験観察を基盤にした科学」,国際的・地球規模的視野に立ち環境を重視した「文化を基盤にする科学」の在り方を基本にするのカリキュラムの構想を構築し,下記のサブテーマを追求することにした. (2)科学(理科・数学)・技術・情報に関する「科学技術概念・用語」シソ-ラスの構築 教科の固有の知識体系と発見・探究能力の育成を目的にした総合化の科学教育の確立を図るために,それらの教科書に記載されている概念・用語を,「対象概念(内容)」と「方法概念」とに分類してデータベース化を進めてた.それらの中には,理科・数学教科と国語・社会科(地歴公民)の教科書データベースから,(a)基本概念・用語(例:平衡,濃度,加法・減法など)と(b)素朴関連概念・用語(例:釣り合う-傾く,濃い-薄い,もらう-取り去る・あげる等)を下位カテゴリーに組み込んだ.(1)対象概念・用語と(2)方法概念・用語シソ-ラス体系を小学校段階から拾いだし,約9,000の用語に及び膨大な概念・用語を収集してきた. (3)教科書データベースと関連性・系統性を抽出する解析システムの構築 小学校高学年,中学校,高等学校の4種の教科書データベースを対象に,指導書を加え,科学技術概念・用語を抽出補充し,以下の手順で教科書データベースの整備と解析システムの構築を進める。 (1)「科学技術概念・用語」シソ-ラスに基づく教科書データベースの整備・構築 (2)概念・用語の学年段階別の頻度,関連性・共有性および系統性を抽出する解析方法・システムの構築
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 木村捨雄: "21世紀を展望した教育:将来開花する資質能力の育成〜未来を拓く知的創造力・情報活用能力支援の統計教育〜" 統計教育研究(全国統計教育研究協議会). Vol.29,No.2. 5-22 (1996)
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[Publications] 木村捨雄: "科学技術日本語教育の研究の展開と課題" 日本語教育方法研究会(科学技術日本語教育成果報告). Vol.3,No.3. 12-25 (1996)
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[Publications] 木村捨雄: "「新科学知」とカリキュラム開発の基本構想-創造性を基盤にする「新科学知」と科学技術モジュール・カリキュラムの開発-" 科学教育研究(日本科学教育学会). Vol.20,No.1. 3-22 (1996)
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[Publications] 武村重和: "新科学知」科学技術教育系カリキュラム開発の構想-小学校・中学校・高等学校「科学技術」カリキュラム開発-" 科学教育研究(日本科学教育学会). Vol.20,No.1. 23-31 (1996)
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[Publications] 坂元昴: "21世紀を展望する新教育課程編成への提案" 日学選書3日本学術会議,財団法人日本学術協力財団,大蔵省印刷局, 1-5 (1966)
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[Publications] 武村重和: "カリキュラム編成の変遷と21世紀に向けて学校理科教育のあり方" 日学選書3日本学術会議,財団法人日本学術協力財団,大蔵省印刷局, 38-49 (1966)