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1997 Fiscal Year Annual Research Report

自動車運転者の注視対象選択モデルの構築と道路交通環境評価に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08650619
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

木村 一裕  秋田大学, 鉱山学部, 助手 (60177912)

Keywords注視点 / 自動車 / 交通安全 / 道路環境 / アイカメラ
Research Abstract

本研究は、自動車運転者の注視対象の選択行動を通じて、(1)ドライバーの注視態度の評価と、そうした注視態度の遠因ともなっている(2)道路交通環境の評価を目的としている。
上記の2つの目的のため、本研究では、道路交通環境に存在する注視対象の交通安全上の重要性を一対比較により計量評価を行った。この注視対象の重要度を用いることで、注視要件量(個々の交通状況に存在する注視しなければならない課題)、ならびに注視要件獲得量、注視要件損失量を定義した。
このこれらの指標により、(1)のドライバーの注視態度評価においては、個々のドライバーの注視要件獲得量を運転に習熟したドライバーのそれと比較することで評価を行い、ドライバーの左右ならびに遠近の注視バランスの問題点を指摘した。
また(2)の道路交通環境の評価においては、道路幅員、道路線形、歩道の設置状況など、異なる交通環境での注視要件量を計測することで、それぞれの状況のドライバーに対する注視負荷ならびに、その軽減方法を明らかにすることができた。
またこのような分析において課題となる自動車と注視対象との距離の計測を容易にし、さらにさまざまな交通環境を繰り返し再現できるよう、CGによる道路交通環境の構築を行い、今後室内における注視点調査の可能性を示すことができた。

  • Research Products

    (4 results)

All Other

All Publications (4 results)

  • [Publications] 木村 一裕 他3名: "CGを用いた室内標識の判読性評価" 土木計画学・講演集. 20(2)号. 875-878 (1997)

  • [Publications] 関根 浩昭 他2名: "自動車運転者の注視対象選択行動について" 平成9年度 土木学会東北支部 技術研究発表会講演概要集. 458-459 (1998)

  • [Publications] 戸田 幹也 他2名: "CGを用いた注視行動評価システムについて" 平成9年度 土木学会東北支部 技術研究発表会講演概要集. 450-461 (1998)

  • [Publications] 冨士野 光洋: "高齢ドライバーから見た道路案内標識について" 平成9年度 土木学会東北支部 技術研究発表会講演概要集. 450-451 (1998)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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