1996 Fiscal Year Annual Research Report
胸腺内移植法による非免疫抑制下ラ島移植と免疫寛容誘導の研究
Project/Area Number |
08671334
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
剣持 敬 千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (50215133)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
磯野 可一 千葉大学, 医学部, 教授 (70009489)
中島 一彰 千葉大学, 医学部, 助手 (20261919)
浅野 武秀 千葉大学, 医学部, 講師 (80143311)
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Keywords | ラ島移植 / 胸腺内移植 / 免疫寛容 / ラ島分離 / 遺伝子導入 |
Research Abstract |
平成8年度は研究計画に沿って以下の検討を行った。 1.マウス,ラットおよびブタ膵よりの効率的ラ島分離法の検討 マウス,ラット膵では総胆管よりカニュレーションを行い、コラゲナーゼ液による膵膨化後消化することにより効率的分離,収集が可能であった。ブタ膵では我々の開発した2段階消化法、COBE2991血球分離装置を使用し効率的消化、収集が達成された。 2.ラット膵ラ島胸腺内移植実験 ラット膵ラ島を糖尿病ラットに同種胸腺内移植した。移植時にAnti-rat lymphocyte serum(兎にて作製)を腹腔内投与した。持続的免疫抑制なしにて生着延長がみられたが、現在詳細なdataを作製中である。さらに免疫学的誘導の有無を検索中である。 3.ラット,ブタラ島への遺伝子導入の試み 胸腺内に移植する前にラ島修飾を行う目的にてPolyamine transfection reagentsを用いたリポソーム法による遺伝子導入の基礎実験を行った。導入VectorはpZeoSV2/lacZとし,導入の判定は5-bromo-4-chloro-indolyl-D-galactopyranoside (X-gal)染色にて行った。ラットでは効率的遺伝子導入が可能であったが、ブタでは不成功に終わったため、現在条件の再設定を施行中である。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] T.Kenmochi: "Successfnl Intrhthymic Allografts of Porcine Pcm解読不可 T : C lsfets Without Continuous Immmosnppression" Transplantation Proceedings. 27(1). 145-147 (1995)
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[Publications] T.Kenmochi: "Allogenic islet transplantation without Immnosuppression in Swine Leukocyte Antigen (MHC)-matched mimatnre Swine" Transplantation Proceedings. 28(3). 1851-1852 (1996)