1996 Fiscal Year Annual Research Report
ファジィ推論を応用した顎口腔悪性腫瘍頸部リンパ節転移の画像診断システム-コンピュータ診断支援システムの作製および臨床応用-
Project/Area Number |
08672352
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
片山 佳之 川崎医科大学, 医学部, 助手 (90268623)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有田 清三郎 関西医科大学, 数学教室, 教授 (20098601)
細田 超 川崎医科大学, 医学部, 助教授 (20104804)
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Keywords | 頸部リンパ節転移 / コンピュータ診断支援システム / 頭頚部癌 / ファジィ推論 |
Research Abstract |
従来に作製していたファジィ診断支援システムに,今回新たに67例の頭頚部癌患者の頸部リンパ節のCT画像を用いて,診断支援システムの調整を行い,sensitivity,specificity,accuracyのいずれも90%以上の良好な診断結果を得た. またシステムの妥当性の再検討のため,臨床経験年数の異なる3人の検者にて67例のCT画像の読影所見をシステムに入力し,その診断精度はsensitivity,specificity,accuracyのいずれも85〜90%以上と良好でかつ検者の相違においても安定した結果がえられた. これまではCT画像に対する検者の主観的な読影結果を,ファジィ推論を応用した診断支援システムにて数量化しシステム化してきた. 今後の課題として,CT,MRI等がデジタルデータで有ることを利用し,画像そのものをコンピュータにて処理し,従来の読影の際に特徴的所見とされてきたような画像所見を自動化されたコンピュータ画像処理システムにて読影し,その結果をファジィ診断支援システムに取り込んで診断するシステムにまで発展させる予定である.
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Research Products
(1 results)