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1996 Fiscal Year Annual Research Report

コンピュータやロボットを応用した体育の学習指導に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08680278
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionUniversity of Fukui

Principal Investigator

吉澤 正尹  福井大学, 教育学部, 教授 (30020126)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山本 富士夫  福井大学, 工学部, 教授 (50020227)
長谷川 健二  福井大学, 工学部, 教授 (80020171)
Keywords体育学習指導 / コンピュータ / ロボット / 疑似体験 / 腹部圧力
Research Abstract

「器械運動」は次のような点から学習指導が難しいとされている。
(1)学習者の基本動作に対する経験が極めて少なく、学習すべき動作の感覚がつかめない場合があること。
(2)学習の対象となる運動が危険を伴うものであったり、学習者にとって高難度である場合には、実動作の学習の全く取り組めないこと。
本研究は、器械運動に対する従来の学習指導法に加え、スポーツの力学的・生理学的な研究から得られた理論を背景として、コンピュータを応用した体育における学習指導法の開発という視点から、「鉄棒運動」を中心とした理論学習から実動作体験に至る学習指導プログラムを開発・適用しようとする一連の研究である。
特に本年は、従来より進めてきた「運動の力学的な側面の学習」に続く《身体運動のイメージの疑似体験》を行わせるのに重要なフィードバック情報に焦点を当て、鉄棒の「腕立て前方回転」における脚伸展開始のトリガ・シグナルと考えられる鉄棒から受ける腹部への圧力を指標として、それらの認識レベルや動作中の関係を解析した。
その結果、次のようなことが明らかとなった。
回転中の腹部への圧力と動作に関する意識ができていたのは熟練者のみであり、未習得者にとっては時には耐えられない圧力(痛み)としての認識であった。
熟練者の回転中の腹部への圧力と脚屈伸動作については、被験者内では一定の傾向が見られ、明らかに脚伸展時のトリガ・シグナルとして活かされているものと考えられる。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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