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1998 Fiscal Year Annual Research Report

VT(ヴェルボ・トナル)法における身体リズム運動法を利用した英語音声教育の効果

Research Project

Project/Area Number 08680308
Research InstitutionWomen's College of Liberal Arts

Principal Investigator

三根 浩  同志社女子大学短期大学部, 教授 (10149726)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 河野 俊之  同志社女子大学, 短期大学部, 専任講師 (60269769)
佐伯 林規江  同志社女子大学, 短期大学部, 助教授 (80225747)
KeywordsVT法 / 身体リズム運動 / 英語教育 / 発音 / 英語らしさ
Research Abstract

1年目の研究では、英米語科の学生に身体リズム運動を伴って発話した英文と身体運動を伴わずに発音した英文を収集し、その「英語らしさ」を英語母国語話者に評価させた。その結果、身体リズム運動は「英語らしさ」を向上させること、すなわち、英語音声教育の方法として有効な選択肢であることが示された。ただし、身体運動を導入することで発話速度が低下するなどのデメリットも示唆された。
2年目の研究では、1年目に収集された発話文に対して、音響分析を行った。身体リズム運動を伴いながら「英語らしさ」が高くない発話文の特徴を明らかにするため、発話文のうち、英語らしさが高いものと低いものとを分け、それぞれの音響成分の違いを調査した。その結果、Stress(強勢)間の間隔(Inter-Stress Interval:ISI)が一定である場合に「英語らしさが」高くなることが示された。一方、Stressの引き伸ばしや大きなPitch変化を伴うStressが用いられると発話文の「英語らしさ」は低下する。
これらの結果を踏まえ、本年度は、Stress間間隔(ISI)をコントロールするための、身体リズム運動の効果的な活用法について、その最適のリズムや導入方法の検討を行った。また、不適切なstressを使用しないための、身体運動部位の使用法の工夫についても考察が進められた。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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