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1998 Fiscal Year Annual Research Report

生涯学習社会づくりへの大学の参画に関わる国際比較研究

Research Project

Project/Area Number 09041001
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

小林 甫  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (90002146)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山田 礼子  プール学院大学, 国際文科学部, 助教授 (90288986)
笹井 宏益  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 生涯学習体系研究室長 (10271701)
竹内 新也  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 助教授 (70301926)
木村 純  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 助教授 (90153212)
町井 輝久  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60091500)
Keywords高等教育 / 生涯学習 / 遠隔教育 / エクステンションスクール / 地域と大学
Research Abstract

1, イギリス ケンブリッジ大学継続教育部・オープンユニバーシティ・ウェストミンスター大学および教育雇用省を訪問調査した。高等教育機関と産業界・地域社会との連携、社会人を対象とした継続高等教育、遠隔教育、エクステンション活動等について関係者から聞き取りを行った。ユニバーシティエクステンションの長い伝統をもつイギリスが、それぞれの機関の特質を生かして、産業界・地域社会・様々な学習者の学習ニーズと結びつき、多様な形態で学習機会を提供していることが明らかになった。とりわけ高等教育機関が産業界・地域社会の連携・協力を深め、大学としての生涯学習機能を高めていることが明らかになった。
2, フランス パリ第10大学生涯学習センター、CEFIPA及びレンヌ第2大学を訪問、生涯学習担当者から開き取りを行った。1971年の継続教育法以来、高等教育機関を中心にさまざまな機関が職業教育を中心とする継続教育の機関を拡大してきたが、80年代後半、CEFIPAのような企業組合によるエンジニア教育のための高等教育機関や、国立大学に生涯学習センターが設置され、新たな展開が進んでいる。
3, アメリカ合衆国 前年度に引き続き、オレゴン州のポートランド州立大学、及びカリフォルニア大学ロサンゼルス校を訪問し、それぞれの学校のエクステンション及び大学-地域連携を担当する教授を訪問した。「高齢社会」「多文化社会」「情報社会」など現代社会の新たな局面での、大学における学部の枠を越えたさまざまな実践的研究の現状を調査し、それぞれの教授と大学の協力によるエクステンションを発展させる課題や大学と地域社会との重層的多面的連携・協力の課題等について討論し、我が国の高等教育機関の生涯学習のあり方についての貴重な示唆を得た。また、今後の共同研究についての話し合いを行った。

URL: 

Published: 1999-12-13   Modified: 2016-04-21  

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