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1998 Fiscal Year Annual Research Report

女性のライフサイクルから見た教育課題に関する日本共同研究:少子化,高齢化への対応

Research Project

Project/Area Number 09045009
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

小笠原 道雄  広島大学, 教育学部, 教授 (10053612)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松尾 千秋  広島大学, 教育学部, 助教授 (60116671)
鳥光 美緒子  広島大学, 教育学部, 助教授 (10155608)
岡本 祐子  広島大学, 教育学部, 助教授 (90213991)
平田 道憲  広島大学, 教育学部, 助教授 (30111660)
渡部 和彦  広島大学, 教育学部, 教授 (20057699)
Keywords女性 / ライフサイクル / 中国 / 少子化 / 高齢化 / マイデンテイテイー / 生活時間 / 健康
Research Abstract

今年度、広島大学において行われた、広島大学および北京師範大学との共同研究発表会において報告された概要(4つの研究班)を以下にまとめて報告する。
1 女性のライフサイクルと運動について:この度の中国側の調査報告によると、中国成年女子の健康・運動に対する意識調査(462票)の概要、結果、考察などが報告された。日本側からは、文部省体力・スポーツに関する世論調査(平成6年度版・2211票)のデータが提示された。中国側の報告で興味あることは、文化大革命の影響が運動・スポーツ実施に影響していることである。
2 生活時間の日中比較研究:中国における女性の各社会階層の生活活動状況の調査研究が進められ、我が国の同様な調査との比較検討が行われた。
3 成年・成人女性のライフサイクルとアイデンティティ発達に関する研究:共通の研究課題として意識されたことは、経済の自由化に伴なう女性の生き方や意識の変容が人格形成・アイデンティティ発達に及ぼす影響。1人っ子政策による中国の少子化問題に対する、親の教育について。健全なアイデンティティを持った親についての理解等であった。
4 「少子化」問題への教育学的対応に関する比較研究:教育問題として構成されるための認識としては以下の事が考えられた。教育行政関係者は、制度的な対応を迫る課題。教育・福祉関係者においては、子供の環境を巡る課題としての認識。教育・教育心理関係者においては、人間形成、発達の観点から課題となるであろう。

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Published: 1999-12-13   Modified: 2016-04-21  

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