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1998 Fiscal Year Annual Research Report

日本における外国人労働者と国際結婚-職業的・文化的・社会的適応-

Research Project

Project/Area Number 09410062
Research InstitutionKibi International University

Principal Investigator

米村 昭二  吉備国際大学, 社会学部, 教授 (40032742)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平沢 和司  北海道大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (30241285)
江成 幸  三重大学, 文学部, 助教授 (20269682)
平川 毅彦  愛知県立大学, 文学部, 助教授 (80189828)
櫻井 義秀  北海道大学, 文学部, 助教授 (50196135)
浅井 美智子  山梨県立看護短期大学, 教授 (10212466)
Keywords在日外国人労働者 / 日系ブラジル人 / 異文化社会適応 / 国際結婚
Research Abstract

平成10年度は、日系ブラジル人労働者の異文化社会適応=日本社会への適応データのコンピューター入力をより完璧にするため、遅れて入手したデータの入力と同時に既入力分のチェックと修正、フリー・アンサーの日本語訳とコード化を進め、北大の平沢共同研究者の協力によって来年度当初からspssによる統計分析ができる準備体制を整えることができた。また、平川は、すでに岡崎市の日系ブラジル人の生活構造の分析に入っており、一部は岡崎市関係者に発表している。豊橋分も日系インフォーメーションセンターによって断片的であるが、“NIC GENTE"に掲載されている。
国際結婚については、女性共同研究者3名、研究協力者2名が手がけ、はじめ事例研究した後面接調査を計画し、本年は、東京、津、岡山、北九州、長崎で40ケースの事例研究ができた。雷だるま方式で被調査者を選ぶ調査であったことから漸進的にならざるをえなかった。しかし、それによって国際結婚した日本人女性と日本人男性と結婚したアジア系女性との間には適応のあり方や問題の所在が違い、コントラストも著しく、ジェンダーがそれに大きく影響していることが明らかにされた。次年度は事例を増やして子供の教育、夫婦相互間の共通言語、親族との交際、永住場所を中心に質的調査の利点をフルに活かした比較研究を積極的に進めることにし、すでに浅井は、調査票を中国語とポルトガル語に翻訳して調査に入っている。最終年度の次年度は、外国人労働者の報告書を9月までに完成する一方、4月早々から日本人女性とアジア系女性をほぼ均等に選んだ国際結婚調査に全力を注ぐことにしている。

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Published: 1999-12-11   Modified: 2013-11-28  

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