1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09470519
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
北嶋 繁孝 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (30186241)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大城 聰 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助手 (30160485)
土屋 輝昌 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助手 (20242109)
安河内 幸雄 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (60037398)
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Keywords | TFIIF / 開始型 / 伸長型 / RAP743極構造 / トリプシン分解 / 組織特異的エロンガン |
Research Abstract |
1。 TFIIF機能の解析 (1) TFIIFサブユニットRAP30.74のバキュロウイルス発現系を用いて、昆虫細胞で同時に感染させることにより両サブユニットが等モル比で会合したIIFを作製した。一方、他の基本因子(ヒトTBP,IIB,IIE)のリコンビナント型、ラットIIH,ヒトRNAポリメラーゼIIを精製し、これらによるin vitro転写活性を再構成した。次に、アデノウイルス主要後期遺伝子の最小プロモーターDNAを用いて、"開始型"IIFモデルを作製した。同時にIIF単独"遊離型IIF"、IIF/PolII/DNA複合体"伸長型IIF"を含めてトリプシン消化によるIIF構造の解析を行った。RAP74は、N-末約20K,C-末15Kほどの球状ドメイン、その間のチャージに富む中央ドメインは高いトリプシン感受性を持つランダム構造をとり、3極(Tripartite)構造をもつことがわかった。RAP30は、74分解後に約14Kの断片に切断されIIF分子内に74に覆われた格好で配位することがわかった。開始型、伸長型RAP74の分解パターンは遊離型のものと大きな変化を認めず、特異的分解産物の出現も認めなかった。しかしながら、RAP30の分解は著明に阻害され、開始/伸長複合体ではRAP30はDNAと結合しトリプシンがさらに作用しにくい状態へ変化するものと考えられた。以上、RAP74の中央ランダム構造はIIF分子の外側に配位しているがこの領域の活性は不明である。ただ、ヒト、ハエ、XenopusRAP74の間で保存されており何らかの機能を持つことが示唆される。また、今回同定できたC-末の球状構造ドメインの機能も不明なままである。 (2) 核抽出蛋白から、伸長型PolIIの単離を試みた。結果はまだ不十分であるが継続する。 2。 エロンガン機能の解析 (1) エロンガンは活性サブユニットと調節サブユニットで構成されるが、活性サブユニットの組織特異的遺伝子を見い出したので解析を行っている。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Nakamura,R.,et al: "The PC motif:a novel and erolutionally conserved sequence inrolued in interaction between p40 and p67 phox,SH3 domain-containing cytosolic factoy of NADPH cxidase" Eur.J.Biochem.251. 583-589 (1998)
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[Publications] Oshiro,S.,et al: "Aluminum taken up by transferrin-independent uptake affects the iron metabolism in rat cortical cells" J.Biochem.123. 42-46 (1998)
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[Publications] Kitajima,S.,et al: "Mechanism of transcinption by RNA polymerasell -a molecular basis of rasulated gene expression-" J.Medical & Dental Sciences. 45. 59-67 (1998)
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[Publications] Sugimoto,R.,et al: "Cloning and characterization of the Hakata antigen,a member of the ficolin/opsonin p35 lectin family" J.Biol.Chem.273. 20721-20727 (1998)
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[Publications] Cai,Y.,et al: "Structure of the human transinption factor TFIIF reuealed by limited proteolysis with trypsin" FEBS Letters. 435. 191-194 (1998)
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[Publications] Verhoef,K.,et al: "Eoolution of the HIV-1 LTR promoter by conversion of an NF-KB enhemcer element into a GABP binding sire" J.Virology. (in press). (1999)