1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09480041
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Research Institution | Nara University of Education |
Principal Investigator |
松村 佳子 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (20031560)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森本 弘一 奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (70243350)
松川 利広 奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (10190430)
梶田 幸恵 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (20143042)
重松 敬一 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (40116281)
小野 擴男 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (20127484)
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Keywords | リフレッシュ教育 / 現職教員 / 新構想大学院 / 授業実践力 / 聞き取り調査 / 教育委員会派遺生 |
Research Abstract |
1.新構想大学院の成果と課題を明らかにするために、兵庫教育大学・上越教育大学・鳴門教育大学へ出向き、各地の教育委員会から派遣された現職教員に聞き取り調査を実施した結果、次のようなことが明らかになった。 (1)大学院で再教育を受けようと志望した動機は何か(・教科内容に関してより深めたいため。・教師である自分自身をリフレッシュしたいため。) (2)大学院で学んだことを現場の授業に生かすことができたか(・授業をみる視点が多面的になった。・教材開発や授業分析の方法を身につけることができ、学習指導法の改善に役立っている。) (3)改善すべき点は何か(・単位数やカリキュラムが過密で学修のゆとりが少ない。・教科内容に関する専門性を高めることはできるが、授業実践力そのものの向上につながるようなカリキュラムが保証されていない) 2.現職教育プログラムの現状と課題を明らかにするために、(1)他大学夜間大学院および昼夜開講大学院に学ぶ院生に関する聞き取り調査、(2)奈良県教育研究所の研修制度に関する調査、(3)奈良教育大学院に学んだ現職院生の追跡調査、(4)他大学14条関連の大学院生に関する調査を聞き取り法によって実施し、現在分析中である。 3.本学のリフレッシュ教育のシステム開発を行うための基礎作業として、大学院入学前の授業実践力と修了後のそれとを比較考察するための準備に入った。そのために平成10年度大学院入学予定現職職員(国語科<高校教論>・数学科<中学経論>・美術科<中学教諭>・英語科<中学経論>)の授業を平成9年度2月にビデオ、MDにて収録し、現在その授業実践力分析中である。
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[Publications] 森本弘一: "紫外線教材" 理科の教育. 46・10. 60-62 (1997)
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[Publications] 松村佳子: "学習集団づくりから始める理科授業" 奈良教育大学教育実践指導センター研究紀要. 7. 79-90 (1998)
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[Publications] 小野擴男: "ヒラ-,G.G.の現実近接学校をめぐって" 奈良教育大学教育研究所紀要. 33. 69-80 (1997)
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[Publications] 松村佳子: "色の変化を楽しむ教材作り" 理科の教育. 46・10. 53-55 (1997)
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[Publications] 松川利広: "生きる力につながる国語科の授業展開に関する実践的研究" 奈良教育大学紀要. 46・1. 1-18 (1997)
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[Publications] 重松敬一: "教師の算数教育観の研究" 奈良教育大学紀要. 46・1. 73-89 (1997)