1998 Fiscal Year Annual Research Report
マラルメ・テクストデータベースのネットワーク化とその利用のための研究
Project/Area Number |
09551011
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
立仙 順朗 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (40095667)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 雅弘 鳥取大学, 教養学部, 助教授 (50229572)
川瀬 武夫 早稲田大学, 文学部, 教授 (80177691)
兼子 正勝 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (30169578)
竹内 信夫 東京大学, 教養学部, 教授 (00107525)
井原 鉄雄 中央大学, 文学部, 教授 (30055199)
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Keywords | フランス文学 / 近代詩 / Mallarme / :Divagations / テクストデータベース / 電子図書館 / WEBサーヴァ / インターネット |
Research Abstract |
本研究は、マラルメの主要作品の電子化テクスト(Mallarme Text Database,MalTDB)をWWWサーヴァに搭載し研究者の利用に供すること、及びそのことを通じて文学研究におけるテクストデータベースの利用促進を図ろうとするものである。 既に電子化されたマラルメの著作のうち、最重要のDivagations(1898年刊)の全テクスト及びそのプレオリジナルの供用を当面の目標とすること、また、同一テクストを、MalTDBの原本である○CP形式のテクストファイル形式とWWWブラウザーで閲読できるHTML形式の二様式で提供することを決定した。研究者の目的に応じて使い分けができるようにするためである。 サーヴァの設計・設置は、当方の仕様を示した上で、専門業者(高岳製作所)に依頼した。種々の検討を経た後、ハードウェアとしてはUNIX-PC(MPU:PentiumPRO 200 MHz)を用い、サーヴァ管理ソフトとしては日本語Solaris2.5を用いることとした。(平成9年度) サーヴァの設置は平成10年5月に行なわれた。直ちにDivagationsのテクストの試験供用を開始した。一ヵ月後には東大アーカイヴとリンクさせた。その結果、国外からのアクセスも含めてアクセス件数は大幅に増大した。アクセスはログ・ファイルとして記録され、管理用のデータとなっている。 試験供用と並行して他のテクストファイルの校正作業を行なった。校正作業はアルバイトを動員して行なった。現在までに当初計画のDivagations関連のプレオリジナルテクストの校正を終え、校正シートに基づき校正の結果をファイルに反映させる入力作業を行なっている。これは本年5月には終える予定である。5月以降は予定通りのコンテンツを提供できるようになる。(平成10年度)
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Research Products
(1 results)