1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09558106
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
岡部 勝 大阪大学, 遺伝情報実験施設, 教授 (30089875)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三箇山 俊文 キリンビール株式会社, 医薬探索研究所, 主任研究員
馬場 忠 筑波大学, 応用生物学系, 助教授 (40165056)
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Keywords | 遺伝子改変動物 / トランスジェニック動物 / 緑色蛍光蛋白質 / green fluorescent protein / 実験動物 / 凍結保存 |
Research Abstract |
1.“green mouse"の系を保存するために凍結保存を行った。現在300個以上の凍結受精卵を液体窒素内で保存している。http://133.1.15.131/freeze.cfmまたこれを世界各国100ヶ所以上に分与した。http://133.1.15.131/MTA.cfm 2. 緑色の蛍光をさらに強くするために緑色蛍光蛋白質GFPの突然変異体(EGFP)を用いてトランスジェニック作製用のコンストラクトを合成した。合計100ラインにのぼる“green mouse"を作製し、FISHによりintegration siteを明らかにし、すべて凍結保存を行った。これらの中には性染色体に組み込まれたものもあり、着床前における性の選別が可能になった。 3. 受精現象を解明するためアク口シンのプロモーターにEGFPを結合し、精子の先体部分にのみGFPを発現するトランスジェニックマウスを作製した。 4. 上記のトランスジェニックマウスからの精子を用いてマウス精子の受精時における挙動を観察した。先体反応がおこると先体部分からexocytosisが起こるが、これに伴ってGFPが先体から外部に放出され、蛍光を失うことが観察された。これまでの方法とはまったく異なり、精子に対して何ら侵襲的な影響をあたえることがなくきわめて正確にしかも、リアルタイムに先体反応を測定できた。また、EGFPの蛍光強度がpHにより変化することを利用し、先体内のpHを測定することに成功した。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] Okabe, M. et al.: "'Green mice' as a source of ubiquitous green cells" FEBS Lett. 407. 313-319 (1997)
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[Publications] Ikawa, M. et al.: "Dreen fluorescent protein (GFP) as a markaer in transjenic mice." J. Reprod. Dev.43. 181-2 (1997)
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[Publications] Hadjantonakis, A. K. et al.: "Non-invasive sexing of preimplantation stage mammalian embryos." Nat Genet. 19. 220-222 (1998)
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[Publications] Ikawa, M. et al.: "'Green mice' and their potenitial usage in biological research" FEBS Lett. 430. 83-87 (1998)
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[Publications] Okabe, M. et al.: "Green fluorescent protein and its usage in reproductive biology" Zygote. 6. 117 (1998)