• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1997 Fiscal Year Annual Research Report

スクールカウンセラ-による教師へのサポートシステムの確立に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09610097
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

藤岡 孝志  山形大学, 教育学部, 助教授 (30199301)

Keywordsスクールカウンセリング / スクールカウンセラ- / サポートシステム / ストレス・マネージメント / スクールサイコロジスト / ピア・ヘルパー / コンフリクト・マネージャー / スクールナ-ス
Research Abstract

1、日本におけるスクールカウンセラ-の活動の内容に関する検討 スクールカウンセラ-(以下SC)活用調査研究委託事業によって派遣されているSCに対して、臨床心理学的な調査を行い、日本におけるSCの活動の内容について検討を加えた。県内29人のSCに質問紙調査を行い、うち23人から回答があった。その結果、教師との連携については、小学校、中学校、高校となるにつれ、養護教論との連携が増加し、逆に担任との連携が稀薄化することが示唆された。また、実際に不登校になっている子への対応に追われ、予防的な観点からのアプローチができない現状にあることが課題であるとの指摘が多かった。その中にあって、ホームルーム活動に入って、ストレス・マネージメントをしているSCもおり、今後の展開が期待された。
2、スクールカウンセラ-活動の日米比較及びアメリカのスクールカウンセラ-活動の導入 カリフォルニア州認定スクールカウンセラ-の協力を得て、アメリカのSC活動を実際に視察し、検討した。また、日本でのSC活動の成果を発表し、議論する機会も作った。アメリカでは、SC、スクールサイコロジスト、スクールナ-ス、リソーススペシャリスト、スクールソーシャルワーカーなど多くの専門家が、役割を分担しており、その長短の検討が必要であることが示唆された。また、SCによって行われているピア・ヘルパーやコンフリクト・マネージャーなどの実践が予防的な観点からも必要だが、日本の担任制度を勘案しながら、より日本独自のSCによる予防システムの開発が必要であることも示唆された。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 藤岡孝志: "アメリカのスクールカウンセリング事情" 日本臨床心理士会会館. 第16号. 11-13 (1998)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi