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1999 Fiscal Year Annual Research Report

農山漁村社会における新しい信念体系の定着・変容過程

Research Project

Project/Area Number 09610200
Research InstitutionShukutoku University

Principal Investigator

磯岡 哲也  淑徳大学, 社会学部, 助教授 (90201920)

Keywords宗教的信念体系 / 日本聖公会 / ヤマギシ会 / コミューン
Research Abstract

農山漁村における新しい信念体系の伝播・浸透・定着過程について、いくつかの地域と対象団体について、調査・研究を進めることができた。3年間にわたる研究は、文献調査及び面接調査によるデータ収集、データの整理及び面接、考察とまとめの3段階になるが、最終年度であるので、面接法によるデータ収集、分析、考察とまとめの段階になる。また、日本聖公会と円応教の事例については、99年3月の著書で研究成果を公表ずみである。そこで、今年度の研究によって得られた成果(知見や洞察等)について、以下箇条書きにてまとめる。
1.課題に関する基礎的概念規定関連の社会学的・宗教学的図書を集め、分析枠組みの基盤を精緻化した。
2.疑似宗教的信念体系を有するコミューンである幸福会山岸会の機関紙および先行調査文献の収集および整理を進め、これをほぼ終了させた。
3.和歌山県有田郡金屋町役場における民俗資料及び同町下六川地区の地域住民や住職への聴取り調査を通じて、地域社会の産業・人口構造及び民俗や宗教の状況を把握することができた。
4.同町下六川地区のヤマギシズム六川実顕地の参与観察、文献資料収集および幹部会員への面接調査を通じて地域社会にとっての新しい信念体系の伝播・浸透に関連するデータを集めることができた。
5.収集した資料を整理、分析し、ヤマギシズムが蜜柑農業地域に浸透しえたおおよその社会学的要因を析出することができた。
6.なお、若干の補足調査が必要であり、報告書の作成とともに次年度に引き継がれるべき課題として残されている。12年9月にまでには報告書が完成する予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 磯岡哲也: "大学生の宗教意識-1995〜98年調査より"白山社会学研究. 7号. 1-5 (1999)

  • [Publications] 磯岡哲也 他5名: "宗教教育における日韓比較研究"平和と宗教. 18号. 100-107 (1999)

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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