1997 Fiscal Year Annual Research Report
南都七大寺所蔵青銅製容器の形態と製作技術に関する編年的研究
Project/Area Number |
09610416
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Research Institution | Nara National Research Institute for Cultural Properties |
Principal Investigator |
毛利光 俊彦 奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 史料室長 (00099962)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 隆 奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 主任研究官 (00192774)
|
Keywords | 仏教 / 仏具 / 食事具 / 冶金術 / 鋳造技術 / 鍛造技術 |
Research Abstract |
1、基準資料である法隆寺所蔵青銅製容器の補足調査。 (1)古代の鋺,中世の水瓶など10点を実測,写真撮影 (2)同上資料のX線透視,蛍光X線分析 2、法隆寺に関する史料から、金属製容器にかかわる記事の集成。 集成をほぼ終了し、現在は一覧表作成中 3古墳出土青銅製容器の調査。 茨城・群馬・千葉・北海道・福岡の15例について実測,X線透視,蛍光X線分析 4法隆寺宝物(東京国立博物館)の青銅製容器の調査。 調査前の打合せは終了。次年度早々に本調査を行い、法隆寺における古代から近世に至る総合的編年案を確立する予定
|