1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09610433
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
宮島 達夫 京都橘女子大学, 文学部, 教授 (30099915)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 洋 国立国語研究所, 言語体系研究部, 部長 (40000426)
鈴木 泰 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (70091832)
藤井 俊博 同志社大学, 文学部, 助教授 (30228952)
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Keywords | 古典作品 / 意味分類 / シソ-ラス / 使用度数 |
Research Abstract |
(1)西端幸雄氏作成の資料をもとに、宮島が『古典対照語い表』の各見出し語につけた分類番号を、代表者・分担者・協力者が作品ごとに分担して修正した。 安部清哉『枕草子』 中野洋『竹取物語』 石井久雄『徒然草』『方丈記』 中野方子『古今和歌集』『紫式部日記』 岡田美也子『新古今和歌集』(作業中) 藤井俊博『宇治拾遺物語』(作業中) 佐々木泰子『源氏物語』 藤田洋治『後撰和歌集』『更級日記』 鈴木泰『大鏡』『土佐日記』 桝井里美『万葉集』 長戸千恵子『蜻蛉日記』 宮島達夫『伊勢物語』 (2)その結果をもちより、2度にわたって合宿研究会を開いた。そして、もとは1語に1分類番号だったのをあらため、多義語・複合語などには複数の番号をつける、という方針に変更した。また、仮の番号によって、古典用語の意味分類がどのような研究結果をもたらしうるかを討議した。 (3)作品ごとの担当を解除し、仮につけた分類番号順に担当をかえて検討した。担当は、以下の通りである。 名詞:佐々木泰子・長戸千恵子・中野洋・中野方子・藤田洋治・桝井里美 動詞:石井久雄・鈴木泰・宮島達夫 形容詞・副詞:安部清哉 (4)新たに『宇治拾遺物語』『新古今和歌集』の語彙統計をとることにし、現在進行中である。
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