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1998 Fiscal Year Annual Research Report

知的財産と無形資産の価値評価に関する研究

Research Project

Project/Area Number 09630067
Research InstitutionAoyama Gakuin Women's Junior College

Principal Investigator

菊池 純一  青山学院女子短期大学, 教養学科, 教授 (80195205)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石井 康之  東京海上火災(株), 営業開発部, 副参与
Keywords知的財産 / サイバー空間 / 価値評価 / ロイヤルティ単価 / 特許出願単価 / キャッシュフロー / 休眠知的財産 / 数量指標
Research Abstract

今回の基礎的研究から得られた成果は、次の7点にまとめることができる。
(1)1990年代にはいって「知的財産」という「サイバー空間」の産物が独立したものとして識別されるようになった。
(2)その評価基準は理論的に体系化されていない。価値評価の範囲においても同様のことがいえる。しかし、制度的な変革を後追いするように評価の手順が確立しつつある。
(3)知的財産に係わる統計データは未整備の状態である。今回の研究では、300企業の「知的財産に係わる統計データ」を解析することができた。今後、体系化されることを望む。
(4)「知的財産の数量指標」として、条件付で「件数」を用いた。研究開発、売上高、管理コストなどとの間に「規模の経済性」が発生する。
(5)「知的財産の価格」として、ロイヤルティ単価、特許出願単価、侵害賠償の平均単価などを試算した。
(5)「知的財産のキャッシュフロー」と売上高の関係から判断して、休眠資産状態の知的財産(「休眠知的財産」)が多い可能性がある。
(7)知的財産を取り巻く環境の変質を勘案した場合、「新たな評価基準の体系化」を推進する必要がある。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 菊池純一: "知的財産の経済的評価" 研究技術計画. Vol.13. (1998)

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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