1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09660273
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
笈田 昭 京都大学, 農学研究科, 助教授 (10026461)
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Keywords | 個別要素法 / テラメカニックス / タイヤと土 / ロータリ刃と土 / 修正力学モデル |
Research Abstract |
1. タイヤラグと土の相互作用について 1) 土の付着性を表現する新しい力学モデルを構築した。 2) タイヤラグ断面形状がタイヤのけん引性能に与える影響を個別要素法によって明らかにするために、4種の断面形状を対象にタイヤの実際の負荷けん引走行状態に合わせたシミュレーションを行い、本プログラムが良好に機能することを示した。 3) 実験を行い、個別要素法に使用するパラメータを実験結果に適合するように同定し、シミュレーションすることによって、エネルギ的に有利なラグ断面形状を見いだす可能性を示した。 2. ロータリ刃と土の相互作用について 1) 要素の離散挙動を抑える修正個別要素力学モデルを構築した。 2) 簡単なL型刃による土塊切削実験に対応した修正個別要素法によるシミュレーションによって、土塊の内部に発生する刃先以外の箇所での亀裂の発生状態を見いだせることを示した。
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[Publications] S.Ohkubo,A.Oida,M.Yamazaki: "Application of DEM to find the interaction between tire and soil." Proc.5th Asia-PacificReg.Conf.ISTVS,Seoul,Korea. 175-183 (1998)