1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09660309
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Research Institution | Kinki University |
Principal Investigator |
矢野 史子 近畿大学, 生物理工学部, 助教授 (30101249)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大石 武士 近畿大学, 農学部, 助教授 (00088189)
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Keywords | ブタ / ニワトリ / 低タンパク質飼料 / 低リン飼料 / アミノ酸 / フィターゼ / 排泄物 / 環境 |
Research Abstract |
豚用に、高タンパク質・高リン飼料(HCP・HP)、中タンパク質・高リン飼料(MCP・HP)、中タンパク質・低リン+フィターゼ飼料(MCP・LP+phy.)、低タンパク質・低リン+アミノ酸+フィターゼ飼料(LCP・LP+phy.+A.A.)の4種の飼料を設計、調整した。 育成豚に上記の飼料をに給与し5日間の出納試験を行ったところ、LCP・LP+phy.+A.A.区でリン消化率とN生物価の改善が認められた。その結果LCP・LP+phy.+A.A.区では窒素、リンともに排泄量は最も低くなり、体内保有量はHCP・HP区には及ばなかったものの、MCP・HP区と差は認められなかった。 ニワトリ用に、高タンパク質・高リン飼料(HCP・HP)、高タンパク質・低リン+フィターゼ飼料(HCP・LP+phy.)、低タンパク質・低リン+アミノ酸+フィターゼ飼料(LCP・LP+phy.+A.A.)、低タンパク質・高リン+アミノ酸飼料(LCP・HP+A.A.)、低タンパク質・低リン飼料(LCP-LP)の5種の飼料を設計、調整した。 4週齢ブロイラー(雌)で2週間の成長試験、1週間の出納試験を行った。 LCP・LP+phy.+A.A.区は、N蓄積量、P蓄積量ともにHCP・HP区と差は無く、N排泄量P排泄量は有意に軽減された。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 矢野史子: "Reduction of Nitrogen and Phosphorus from Livestock Waste:A Major Priority for Intensive Animal Production" Asian-Australasian Journal of Animal Science. 12(3). (1999)
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[Publications] 矢野史子: "家畜排泄物からの環境負荷物質同時低減の試み" 栄養生理研究会報. 42(2). 117-126 (1998)