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1997 Fiscal Year Annual Research Report

ニューロン特異的核蛋白MxRのクローニング

Research Project

Project/Area Number 09670680
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionFukuoka University

Principal Investigator

坪井 義夫  福岡大学, 医学部, 助手 (90291822)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 豊田 哲也  久留米大学, 医学部, 教授 (00197972)
山田 達夫  福岡大学, 医学部, 教授 (60159217)
KeywordsMx-1 / マウス / 神経細胞 / 核 / 軸策 / シナプシス
Research Abstract

我々は、インターフェロンにより誘導され、ダイナミンスーパーファミリーに属するGTPase蛋白であるインフルエンザウイルス抑制蛋白Mx-1のマウスにおける臓器別発現様式を調べるうちに、免疫染色と、ウェスタンブロットにて、マウスの脳内ではMx-1と一部抗原性を共有する約100kD、65kDの蛋白、Mx関連蛋白(MxR)が存在することを見いだした(未発表)。マウス脳内におけるMxRの発現は、ニューロンに限定され、その局在は、核だけでなく、軸策、及び、シナプシスにも認められ、明らかにMx-1とは異なっていた。
我々は、マウスの脳由来のcDNAライブラリーをそのクロスリアクトする抗体でスクリーニングし、いくつかのポジティブクローンを得た。そして、その部分塩基配列を決定し、ユニークな2つの独立したクローンMxR1、MxR16を同定した。MxR1、MxR16のcDNAはノザンブロットによりそれぞれ3.4k塩基、2k塩基のマウス脳由来のmRNAにハイブリダイズした。また、これらのクローンの部分配列にコードされるアミノ酸のなかに、抗Mx-1抗体の作製に用いたアミノ酸配列が同定できたので、この2つのクローンはそれぞれ求めているニューロンの核、及び、軸策とシナプシスに局在する蛋白をコードしていると考えられるので、どちらがどの蛋白かの同定が必要になる。
そこでその同定のために、得られたMxR1、MxR16のcDNA断片をGST融合蛋白として大腸菌で発現させ、家兎に免役し、目的とする蛋白に対する特異的抗体の作製を行っている。それと同時に完全長のcDNAの作製を行っている。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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