2000 Fiscal Year Annual Research Report
進行卵巣癌患者の病態形成におけるサイトカインの関与に関する臨床的・基礎的研究
Project/Area Number |
09671690
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Research Institution | Department of Obstetrics and Gynecology, Kurume University School of Medicine |
Principal Investigator |
嘉村 敏治 久留米大学, 医学部, 教授 (30152870)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 裕明 九州大学, 医学部, 講師 (70260700)
杉山 徹 久留米大学, 医学部, 助教授 (40162903)
西田 敬 久留米大学, 医学部, 教授 (70140712)
園田 顕三 九州大学, 医学部, 助手 (30294929)
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Keywords | 卵巣癌 / IL-6 |
Research Abstract |
癌の終末像としては血小板の増加、血中線維素原の増加など凝固系の亢進や発熱などの所見が共通のものであり、そこには炎症性病変の存在時にmacrophageを中心とする炎症性細胞より産生放出されるサイトカインの一種であるinterleukin-6の関与が推定された(現在投稿準備中) 卵巣癌の中で再発が多く終末像を呈した症例に明細胞腺癌が多かったので、臨床症例を集め多数症例で他の組織型の卵巣癌と予後の比較を行ったところ、有意に予後が悪くかった。その原因としては内因性の抗癌剤耐性が関与していることが示唆された(Cancer1999;72:360-366)。
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Research Products
(1 results)
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[Publications] Sugiyama T,Kamura T,et al: "Clinical Characteristics of Clear CellCarcinoma of the Ovary-A Distinct Histologic Type with Poor Prognosis and Resistance to Platinum-Based Chemotherapy-"Cancer. 88. 2584-2589 (2000)