1997 Fiscal Year Annual Research Report
退院計画における看護活動と退院時アセスメントツールの開発に向けた基礎的研究
Project/Area Number |
09672403
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | 佐賀医科大学 |
Principal Investigator |
松岡 緑 佐賀医科大学, 医学部, 教授 (00108763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
壇原 いづみ 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (20295041)
中島 かおり 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (10284663)
吉田 恵理子 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (00284638)
西田 眞壽美 佐賀医科大学, 医学部, 助教授 (70128065)
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Keywords | 退院計画 / 退院時要約 / 退院指導 / 退院時アセスメント / 監査システム / 情報システム / 継続看護 / 慢性疾患患者 |
Research Abstract |
本研究は、慢性疾患をもつ患者及び家族の退院後の生活に関わる継続的な看護活動の実態を明らかにし、退院計画のプロセスや患者情報の伝達システム等を評価することによって、病院における退院計画の一翼を担っている看護婦の役割を明らかにしようとするものである。さらに、退院計画の指針となる退院時アセスメントツールの試案を作成し、そのアセスメントツールの開発に向けた基礎的資料を得ることを目的としている。 平成9年度の調査では、第一に、退院計画の総合的な情報のひとつとして退院時要約に着目し、病院の看護職者が退院時要約をどのように活用しているのか、その実態と意識についてパイロットスタディを行った。同調査は1997年6月に実施した。調査対象は、福岡県看護等研修センターで開催された看護記録に関する講習会に参加した看護職者である。各々の所属施設の重複を避けて、調査協力への承諾を得た対象者に自記式質問紙を配布し、郵送によって回収した。97施設のうち49施設(52.7%)から回答を得た。現在、結果の詳細な分析を続行中である。 第二に、前記の調査結果に基づき、退院計画において看護専門職が実践する退院時看護診断および退院計画のシステムに関する実態調査を企画した。本調査は、九州・山口地区の100床以上を有する病院(約 630)の病棟の看護婦長または主任看護婦、ならびに保健所(約 130)及び訪問看護ステーション(約 100)の保健婦長または主任保健婦を対象として、1998年4〜5月に実施する予定である。
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