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1998 Fiscal Year Annual Research Report

テクスチャーの指標とその体系化

Research Project

Project/Area Number 09838009
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

渡邉 誠  千葉大学, 工学部, 助教授 (50272349)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 杉山 和雄  千葉大学, 自然科学研究科, 教授 (10114290)
Keywordsテクスチャー / テクスチャー立体 / 表面方程式
Research Abstract

1. テクスチャーの断面形状の座標による制御と法線ベクトルによる制御
テクスチャーの断面形状を座標と法線ベクトルの2つの観点より数値化し,制御可能なものとした。この両者のデータ表現のメリットを生かすことで,詳細なテクスチャーの制御が可能となった。
2. 表面方程式によるテクスチャーの断面形状の把握
テクスチャーがランダムではなく「周期性が有る」テクスチャーについては,その断面形状を分析した結果,フーリエ変換を行ったSin波の合成として,周期性をもつテクスチャーの断面を表現できることを明らかにした。一方,ランダムな表面を持つ「周期性の無い」テクスチャーについては,その表面の表現方法として,フラクタル理論を用いて表現可能なものとした。
このように,表面の周期性の特性により,2つの方法によりテクスチャーを方程式として表現可能なものとし,本研究ではこれらの方程式を「表面方程式」と呼ぶことにした。
3. 起伏の深さと粗面度
断面形状におけるテクスチャーの起伏については,最上面と最下面の差を深度としてとらえることにした。そして,この深度をテクスチャーの「振幅」としてとらえ,上記の表面方程式との合成を検討している。
4 コンポジットによる新たなテクスチャーの創成
上記の数値化データ・表面方程式・振幅などを応用することで、実在しないテクスチャーを開発を試みた。これらのテクスチャーも踏まえた、テクスチャー全体の空間地図を構築するためのデータを、既存データの合成(コンポジット)により生成することができた。
5感性との対応
上記で作成できたテクスチャーについて、イメージ評価などによる見た目・感触に関する評価と、上記の数値的データとの関係をとらえ、感性工学的な尺度を構築を試みている。特にテクスチャーにおける感覚的な尺度とは何かを探りアンケートの結果とテクスチャーとの比較を行った。最終的にはこれらをまとめ,統合的なテクスチャーの体系図の構築を行う。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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