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1997 Fiscal Year Annual Research Report

小児消化管運動機能の自動解析ソフトウェアの開発

Research Project

Project/Area Number 09877339
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

神山 隆道  東北大学, 医学部, 助手 (50271903)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 島岡 理  東北大学, 医学部・附属病院, 助手 (10271933)
Keywords消化管運動 / 透視画像 / 画像処理 / パーソナルコンピューター
Research Abstract

1.小児消化管運動検査としての上部消化管透視画像を収集した。
食道アカラシア症例、同一症例のバルーン拡張術後の透視画像を得た。
2.上記の透視画像を分割して取り込むため研究を行った。
(1)動画像をビデオケーブルを用いてパーソナルコンピュータに取り込むためのソフトウェアの開発の一歩として、ビデオキャプチャーカードによる分解画像取り込みとJPEG圧縮によるハードディスクへの保存実験を行った。
(2)その結果、毎秒30フレームで10分間の取り込みが可能であることが判明した。一方、走査線の違いにより、縦横比に1.5倍の誤差を生じることが判明した。
(3)上記の画像補正の「自動化」を目指し、その前段階としてフリーソフトウェアである「Image」のマクロ機能を利用した、連続切片の補正プログラムを試作した。
現時点では速度的に問題があり、画像補正のアルゴリズムを新たに開発する必要性があった。
3.自動解析のポイントとなる、「基準点」による補正のために、CT画像の3次元構築を演習課題として行った。コントラストの強い画像では基準点策定は容易であったが、消化管透視画像は、コントラストが弱く、「基準点」の策定は困難であることが判明した。
4.「視覚化」のための基礎実験として、時間軸による波形出力の実験を行った。複合波形の立体表示は視覚的にはインパクトがあるが、実際に「良好な波形」「不良波形」との視覚的な区別が容易ではなく、あらためて「数値化」の必要性を再認識した。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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