2000 Fiscal Year Annual Research Report

現代イスラーム世界の動態的研究-イスラーム世界理解のための情報システムの構築と情報の蓄積-

Research Project

Project/Area Number	09NP1301
Research Institution	The University of Tokyo
Principal Investigator	佐藤次高東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (10012981)
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)	加藤博一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (10134636) 私市正年上智大学, 外国語学部, 教授 (80177807) 小松久男東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (30138622) 羽田正東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (40183090) 岡部篤行東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10114050)
Keywords	イスラーム文明 / 地域研究 / 聖者崇拝 / 地理情報システム / ムスリム / 開発 / イスラーム復興 / 多文化主義
Research Abstract	本プロジェクトは、ムスリムがまとまって居住する世界各地の「イスラーム地域」を対象に、宗教・文明としてのイスラームを総合的に研究し、これに適合する新しい地域研究の手法を開発することをめざしている。4年度目の主な成果は以下の通りである。 1.地域間比較と歴史的研究の推進各研究グループは、2年度目以降、複数の地域を組み合わせ、テーマごとに地域間の比較研究を行い、同時に各テーマの根元を探るために歴史的研究の推進をはかってきた。4年目も、地域間比較と歴史的アプローチの方法を重視しつつ国際的ワークショップ、各種研究会が活発に行われた。研究の成果を集約する英文叢書は、第1巻のThe Slave Elites in the Middle East and Africaに続いて、第2巻The Concept of Territory in Islamic Law and Thoughtが刊行された。これと並行して編集が進められた和文叢書全8巻は2003年からの刊行を目指している。 2.オスロ会議の開催 2000年8月、オスロ大学で第19回国際歴史学会議が開催され、本プロジェクト総括班はMuslim Societies over the Centuries:Symbiosis and Conflicts in Comparative Aspectsと題するセッションを主催した。中東、南アジア、ヨーロッパ、日本の研究者が北欧の都市に集い、現代世界が直面する焦眉の課題について日本人研究者が問題を提起し、これをめぐってさまざまな視角からの報告がなされたところに大きな意義があるといえよう。イスラーム地域研究の実施によって日本のイスラーム研究は一挙に国際化したが、オスロ会議の開催はこのことを如実に示している。 3.情報システムの活用本プロジェクトは情報システムの活用を主要な課題としてきたが、4年度目にはアラビア文字文献情報のデータベース化、地理情報システムによるイスラーム地域研究(マクロの風土・自然研究、ミクロの都市解析など)、マイクロフィルム資料のデジタル化などの面で進展がみられた。特にアラビア文字文献については、本プロジェクトが開発したシステムをもとに、全国の大学・研究所図書館を結ぶネットワークづくりが積極的に行われ、将来にわたってこの作業が継続されれば、次世代の若手研究者による研究推進に大きく貢献するはずである。

Research Products

(119 results)

All Other

All Publications (119 results)

[Publications] Muhammad Sabri Al-Dali: "The Zawiya and Egyptian Society in the 16th Century : A Case Study of Zawiya al-Sha'rani,"Islamic Area Studies Working Paper Series. 20. 33 (2000)
[Publications] Stefka Parveva: "The Sofia Oriental Archives : History, Structure and Organisation, Catalogues, and Publication of Documents"Islamic Area Studies Working Paper Series. 21(頁未定). (2001)
[Publications] Muhammad Sabri Al-Dali: "Shaykhs and the Ottoman Occupation of Egypt"Islamic Area Studies Working Paper Series. 22(頁未定). (2001)
[Publications] NEJIMA Susumu: "Pir, Waiz and Imam : Transformation of Socio-Religious Leadership among the Ismailis in the Northern Pakistan"Islamic Area Studies Working Paper Series. 23(頁未定). (2001)
[Publications] Bert Fragner: "Oriental Studies, Middle Eastern and Islamic Studies in Germany"Islamic Area Studies Working Paper Series. 24(頁未定). (2001)
[Publications] KISAICH Masatoshi(ed.): "Democratisation and Popular Movements in the Islamic World"Islamic Area Studies Proceeding Series. 2. 130 (2000)
[Publications] 佐藤次高: "アラブ・イスラーム世界の拡大"辛島昇,高山博編『地域の世界史3地域の成り立ち』. 18-51 (2000)
[Publications] IIZUKA Masato: "Ali'Abd al-Razlq and Rashid Rida : Reconsideration of the Islamic Reformist Thought during 1920's"The Manar Journal and the Manar School. (頁未定). (2001)
[Publications] 池内恵: "イスラーム世界における政-教関係の二つの次元"酒井啓子編『イスラームと民族主義(仮題)』. (頁未定). (2001)
[Publications] UYAMA Tomohiko: "The Geography of Civilizations : A Spatial Analaysis of the Kazakh Intelligentsia's Activities, from the Mid-Nineteenth to the Early Twentieth Century"Kimitaka MATSUZATO (ed.), Regions : A Prism to View the Slavic Eurasian World. 70-99 (2000)
[Publications] 宇山智彦: "「ウイグル(人)(旧ソ連の)」「カザフ(人)」「コサック」「小ジュズ」「大ジュズ」「中ジュズ」「ドイツ(人(中央アジアの)」「ドゥンガン」「ポーランド人(カザフスタンの)「ロシア人(中央アジアの)」「カザフスタン」"綾部恒雄監修『世界民族事典』. (2000)
[Publications] 大石高志: "インドにおけるアフガーニー:いくつかの新しい視角および史料の検討"『アフガーニーと現代』. 43-67 (2000)
[Publications] 粕谷元: "トルコ共和国成立期の「国民(millet)」概念に関する一考察"酒井啓子編『イスラームと民族主義(仮題)』. (頁未定). (2001)
[Publications] 小松久男: "バリトリド"尾形勇,樺山紘一,木畑洋一編『20世紀の歴史家たち(4)』. 37-53 (2000)
[Publications] 酒井啓子: "イスラーム復興と「異議申し立て」"吉本元,加藤普章編『マイノリティの国際政治学』. 194-208 (2000)
[Publications] 内藤陽介: "革命イランの『世界』像-ポスタル・メディアとホメイニー体制"末木文美士編『宝積比較宗教・文化研究叢書非西欧の視座』. (頁未定). (2001)
[Publications] NAKAZATO Nariaki: "The Transfar of Economic Power in India : Indian Big Business, the British Raj and Development Planning,1930-1948 in the Unfinishied Agenda"Nation-building in South Asia. 245-304 (2001)
[Publications] 中西久枝: "アフガーニーのパン・イスラミズムの思想と反帝国主義闘争"アフガーニーと現代. 20-32 (2000)
[Publications] 松永泰行: "イスラム原理主義の行方"加藤義喜,青木一能編『グローバリゼーションの光と影-21世紀世界の経済・政治・社会-』. 102-114 (2001)
[Publications] 松永泰行: "第6期国会選挙後のイラン内政、対外経済関係、対GCC関係"福田安志編『原油価格変動下の湾岸産油国情勢』. 15-36 (2001)
[Publications] YANAGIHASHI Hiroyuki: "Solidarity in Islamic Society : Asaba, Family, and the Community"YANAGIHASHI Hiroyuki (ed.), The Concept of Territory in Islamic Law and Thought. 150-170 (1999)
[Publications] 浅見靖仁: "タイ:経済危機への取り組みと変革の胎動"日本労働研究機構編『アジア経済危機と各国の労働・雇用問題:模索する改革の方向』. 1-36 (2000)
[Publications] 菊地達也(翻訳): "イフワーン・アッサファー著『イフワーン・アッサファー書簡集』"上智大学中世思想研究所・竹下政孝(編訳・監修)『中世思想原典集成11イスラーム哲学』. 189-254 (2000)
[Publications] 菊地達也(翻訳): "キルマーニー『知性の安息』"上智大学中世思想研究所・竹下政孝(編訳・監修)『中世思想原典集成11イスラーム哲学』. 255-328 (2000)
[Publications] 私市正年: "モロッコの国家体制と地方行政組織"『現代中東の国家と地方』. (近刊予定)(頁未定).
[Publications] 鷹木恵子: "北アフリカ・マグリブ地域の文化人類学的研究-その成果と動向"加納弘,奥山真知編『中東・イスラム社会研究の理論と技法』. 143-195 (2000)
[Publications] 東長靖: "ズィクル"『哲学の木』. (頁未定). (2001)
[Publications] 鳥居高: "マレーシアの開発戦略と政治変動"末廣昭,山影進共編『アジア政治経済論』. 127-155 (2001)
[Publications] 鳥居高: "マハティールの開発戦略とASEAN"山影進編『転換期のASEAN』. 51-87 (2001)
[Publications] 長沢栄治: "アラブ主義の現在"木村靖二,長沢栄治編『地域の世界史12地域への展望』. 14-52 (2000)
[Publications] 堀川徹: "イクター制ソユルグル制ティマール制"アジアの歴史と文化9西アジア史. 191-202 (2000)
[Publications] 堀川徹: "モンゴル帝国とティムール帝国"小松久男編『新版世界各国史4中央ユーラシア史』. 174-244 (2000)
[Publications] 臼杵陽: "イスラエル現代史における『修正主義』・『新しい歴史家』にとっての戦争、イスラエル建国、そしてパレスチナ人"歴史学研究会編『シリーズ歴史学の現在4歴史における「修正主義」』. 55-81 (2000)
[Publications] 臼杵陽: "イスラエルのアイヒマン裁判-イスラエル現代史における意味"戦犯裁判と性暴力. 154-175 (2000)
[Publications] 臼杵陽: "宙づりにされた人々-イスラエルのアラブ"稲賀繁美編『異文化理解の倫理にむけて』. 41-58 (2000)
[Publications] 岡真理: "「他文化理解」と「暴力」のあいだで第三世界フェミニズムが提起するもの"稲賀繁美編『異文化理解の倫理に向けて』. 287-306 (2000)
[Publications] 岡真理: "「私」、「私」、「「私」」……Mother(s)Tongue(s)"西川長夫,姜尚中,西成彦編『20世紀をいかに越えるか-多言語・多文化主義を手がかりにして-』. 322-353 (2000)
[Publications] 岡真理: "知の地方主義を越えて-新たなる普遍性に向けて"栗原彬,小森陽一,佐藤学,吉見俊哉編『越境する知6知の植民:越境する』. (頁未定). (2001)
[Publications] OBIYA Chika: "When Faizulla Khojaev Decided to Be an Uzbek"S.A.Dudoignon and H.Komatsu (eds.),Islam and Politics in Russia and Central Asisa. (頁未定). (2001)
[Publications] 加藤博: "イスラーム世界における知の紐帯と社会秩序-エジプト農村社会を事例に"『紛争と訴訟の文化史』. 135-163 (2000)
[Publications] 加藤博: "イスラーム社会における法と経済-所有システムの観点から"『叢書法文化-歴史・比較・情報』. 143-164 (2000)
[Publications] 新免康 : "ウイグル人民族主義者エイサ・ユスプ・アルプテキンの軌跡"『現代中国の構造変動7:中華帝国-アイデンティティの再編』. 151-178 (2001)
[Publications] 内藤正典: "移民と国民のあいだ"稲賀繁美編『異文化理解の倫理にむけて』. 211-230 (2000)
[Publications] 内藤正典: "第7章ヨーロッパのイスラーム復興運動"現代世界と宗教. 149-166 (2000)
[Publications] 山岸智子: "イラン近代の経験から-錯綜するイラニズムとイスラミズム"21世紀の国際社会とイスラーム社会. 123-137 (2000)
[Publications] 岸本美緒: "『老爺』と『相公』-呼称から見た地域社会の階層感覚"山本英史編『伝統中国の地域像』. 239-257 (2000)
[Publications] 羽田正: "サファヴィー朝とイスファハーンの栄光"アジアの歴史と文化9西アジア史. 144-156 (2000)
[Publications] 黒木英充: "前近代イスラーム帝国における圧政の実態と反抗の論理-一七八四年アレッポの事例から-"岩波講座世界歴史第14巻イスラーム・環インド洋世界. 215-234 (2000)
[Publications] FUKASAWA Katsumi: "Les lettres de change et le commerce du Levant au XVIIIe siecle"Silvia Marzagalli et Hubert Bonin (dir.), Negoce, ports et oceans XVIe-XXe siecles. Melanges offerts a Paul Butel. 61-79 (2000)
[Publications] 深沢克己: "フランス港湾都市の商業ネットワーク"辛島昇,高山博編『地域の世界史3地域の成り立ち』. 201-237 (2000)
[Publications] MIURA Toru: "Personal Networks surrounding the Salihiyya Court in 19th-Century Damascus"Espace et societe dans les villes arabes du Machreq a epoque ottomane. (頁未定). (2001)
[Publications] 岩武昭男: "ワクフ制度"間野英二編『アジアの歴史と文化9西アジア史』. 217-229 (2001)
[Publications] 江川ひかり: "トルコのコーヒー"『アジアの食文化』. 128-133 (2000)
[Publications] 高松洋一: "「アラブ[トルコ]」「ルム」"綾部恒雄監修『世界民族事典』. 44,752 (2000)
[Publications] 谷口淳一: "顔役2(イスラムの)"佐藤次高『歴史学事典8人と仕事』. 79-80 (2001)
[Publications] 保坂修司: "デジタル・ジハードの可能性"国際問題研究所『21世紀の国際社会とイスラーム世界』. 74-95 (2000)
[Publications] 山下王世: "宗教建築における壁面装飾としてのタイル"トルコの陶器とタイル. 119-136 (2000)
[Publications] SATO Tsugitaka: "Ushr"The Encyclopaedia of Islam, New Edition. 10. 917-919 (2000)
[Publications] 佐藤次高: "「西アジア・イスラーム学の継承と発展-ヨーロッパ・中東・日本-」"東方学. 100. 163-177 (2000)
[Publications] IIZUKA Masato: "Gender Ideology of Islam and Women's Public Participation in North Africa"Senri Ethnological Studies. 55(頁未定). (2001)
[Publications] 伊藤弘子: "「インドにおけるイスラーム法の近代化」"『愛知女史短期大学研究紀要』. 34. 63-72 (2001)
[Publications] 岩崎一郎: "「ウズベキスタンの市場経済化政策と政府・企業間関係:再論」"ロシア東欧貿易調査月報. 45・10. 37-70 (2000)
[Publications] 岩崎一郎: "「カザフスタンにおける産業組織と企業統治構造の進化と多様性:市場経済移行期の政府・企業間関係」"スラヴ研究. 48(頁未定). (2001)
[Publications] 宇山智彦: "『ルナ・パパ』とタジキスタンの現在"Cine Switch. 82. 14-15 (2000)
[Publications] 宇山智彦: "中央アジアをめぐる勢力図の変化と『上海フォーラム』"中東研究. 465. 18 (2000)
[Publications] 宇山智彦: "中央アジア:ゲリラの再来とウズベキスタン外交の変化"中東研究. 468. 16 (2000)
[Publications] 北澤義之: "ヨルダンの構造調整と民主化"国際政治. 125. 45-60 (2000)
[Publications] 小林寧子: "政治シンボル化する宗教"ワールド・トレンド. 55. 10-13 (2000)
[Publications] 酒井啓子: "イラクにおけるイスラーム政党-制度化と運動実践の連関と乖離-"アジア・アフリカ地域研究. 1(頁未定). (2001)
[Publications] 澤江史子: "新たなるビジョンの探求-トルコの「イスラーム政党」の変遷"現代の中東. 29. 2-26 (2000)
[Publications] 澤江史子: "世俗主義体制の中の「イスラーム政党」〜トルコの事例"アジア・アフリカ地域研究. 1(頁未定). (2000)
[Publications] 富田健次: "凍結されたイラン民族主義と冷戦(Iranian Nationalism Frozen in the Cold War)-現代イラン通史の試み-その3"大分県立芸術文化短期大学研究紀要. 38. 119-131 (2000)
[Publications] 富田健次: "現代イランの政治思想の側面-西欧的諸価値とイスラーム"現代の中東. 28. 72-88 (2000)
[Publications] 子島進: "The Ismaili Imam and NGOs : A Case Study of Islamic Civil Society"アジア太平洋論叢. 10. 149-163 (2000)
[Publications] 松永泰行: "アッラーマ・マジュリスィー記念学会に見るシーア派イスラーム研究の動態"オリエント. 43・1. 186-190 (2000)
[Publications] MATSUNAGA Yasuyuki: "Examining the Views of 'Allamah Majlisi on Legitimate Political Authority (sultanat-i mashru'ah) and the Guardianship of the Jurist (wilayat-i faqih)"Orient. 35. 12-22 (2000)
[Publications] 松永泰行: "イランを巡る内外情勢"『国際資源』. 308. 2-8 (2000)
[Publications] 赤堀雅幸(共著): "イスラームと婚姻-伝統と変容"イスラム世界. 55. 47-72 (2000)
[Publications] 赤堀雅幸: "シリア・アラブ共和国アレッポ県キスク村、とくにキスク・シャマリー集落に関する社会調査予備報告"オリエント. 43・2(頁未定). (2001)
[Publications] 岩崎葉子: "現代イラン流通考:市場と商人"現代の中東. 30. 58-70 (2000)
[Publications] 大形里美: "現代インドネシアにおけるイスラーム・フェミニズムの動向-『フェミニズムを論じる:イスラーム的視点からのジェンダー言説』をてがかりに"九州国際大学社会文化研究所紀要. 47. 19-42 (2000)
[Publications] 菊地達也: "初期ドゥルーズ派における悪の原理"日本中東学会年報. 16(頁未定). (2001)
[Publications] 岸川毅: "進むメキシコ政治の民主化と2000年大統領選挙"ラテンアメリカ・レポート. 17・2. 13-20 (2000)
[Publications] 澤田稔: "近世の中央アジア東部における宗教勢力"中東研究. 465. 20-22 (2000)
[Publications] 澤田稔: "タクラマカン砂漠南辺の聖墓"帝塚山学院大学人間文化学部研究年報. 2. 160-182 (2000)
[Publications] 清水和裕: "グラームの諸相"西南アジア研究. 52. 38-58 (2000)
[Publications] 清水和裕: "アッバース朝解体期バクダードの暴力集団"歴史学研究. 742. 165-171 (2000)
[Publications] 清水学: "イスラム急進派の台頭と中央アジアの再編成"ロシア研究. 30. 5-20 (2000)
[Publications] 清水学: "カザフスタン/エネルギー資源と外国直接投資"アジ研ワールド・トレンド. 62. 14-16 (2000)
[Publications] 清水学: "アジア通貨危機とマレーシアの対応-緊急避難措置の背景にあるもの-"宇都宮大学国際学部研究論集. 10. 125-154 (2000)
[Publications] 清水学: "経済危機後のアセアンの模索-モデルとしてのARFとAFTA"宇都宮大学国際学部研究論集. 11. 53-81 (2001)
[Publications] 鷹木恵子: "チュニジアのナツメヤシ・オアシス社会の変容と基層文化-ジェリード地方とネフザーワ地方の比較研究"Culturae Islamicae. 68. 164 (2000)
[Publications] 鷹木恵子: "イスラームにおけるふたつの『知』の在り方と音文化"民族学研究. 65・1. 9-24 (2000)
[Publications] 長沢栄治: "アタバの娘事件を読む:現代エジプト社会における性の象徴性"地域研究論集. 3・2. 37-62 (2000)
[Publications] 間寧: "トルコにおける投票参加:1961〜99年"現代の中東. 30. 28-41 (2001)
[Publications] 服部美奈: "インドネシア・スカルノ体制期におけるイスラーム教育機関の変容-ディニア・プトリ(1945年〜1965年)を中心に"岐阜聖徳学園大学紀要. 39. 118-133 (2000)
[Publications] 服部美奈: "インドネシアにおける「開発と女性」政策とイスラーム"岐阜聖徳学園大学紀要. 40. 77-90 (2001)
[Publications] 松本光太郎(共著): "イスラーム地域としての中国とタイ(1):タイ北部雲南系ムスリム調査報告"コミュニケーション科学. 14(頁未定). (2001)
[Publications] 見市建: "ポスト・アブドゥルラフマン・ワヒド時代への継続と変化:東ジャワ・クディリにおける第30回ナフダトゥル・ウラマー大会より"アジア経済. 41・5. 85-93 (2000)
[Publications] 宇山智彦: "ユーラシア・ブックレットNo.7中央アジアの歴史と現在"東洋書店. 64 (2000)
[Publications] 小松久男(編著): "新版世界各国史4中央ユーラシア史"山川出版社. 551 (2000)
[Publications] 小松久男(共編): "世界民族事典"弘文堂. 1211 (2000)
[Publications] 松本弘: "現代中東の国家と地方第1巻"日本国際問題研究所(近刊予定).
[Publications] YANAGIHASHI Hiroyuki: "The Concept of Territory in Islamic Law and Thought"Kegan Paul Intemational. 195 (2000)
[Publications] 私市正年(翻訳): "ファーアィマ・メルニーシー著『イスラームと民主主義』"平凡社. 338 (2000)
[Publications] 栗田禎子: "近代スーダンにおける体制変動と民族形成"大月書店. 797 (2001)
[Publications] 服部美奈: "インドネシアの近代女子教育-イスラーム改革運動のなかの女性"勁草書房. 400 (2001)
[Publications] 石井正子: "南部フィリピン・サランガニ地方におけるムスリム女性の社会変容:女性性規範の変容をめぐって(上智大学大学院外国語学研究科提出博士論文)"(2000)
[Publications] 大塚和夫: "近代イスラームの人類学"東京大学出版会. 307 (2000)
[Publications] 大塚和夫: "イスラーム的:世界化時代の中で"日本放送出版協会. 297 (2000)
[Publications] 岡真理: "彼女の「正しい」名前とは何か第三世界フェミニズムの思想"青土社. 317 (2000)
[Publications] 岡真理(共訳): "ライラ・アハメド著『イスラームにおける女性とジュンダー近代論争の歴史的根源』"法政大学出版局. 50 (2000)
[Publications] 山岸智子(編): "イスラーム世界がよく分かるQ&A100(改訂版)頁未定"亜紀書房. (2001)
[Publications] 桝屋友子(翻訳): "ジョナサン・ブルーム/シーラ・ブレア著『岩波世界の美術イスラーム美術』"岩波書店. 448 (2001)
[Publications] 岩武昭男: "西のモンゴル帝国-イルハン朝"関西学院大学出版会. 71 (2001)
[Publications] 陣内秀信,福井憲彦: "地中海都市周遊"中央公論新社. 256 (2000)
[Publications] 富田健次(訳): "ホメイニー著『ヴェラーヤテ・ファギーフ論(イスラーム統治論)』"イスラーム地域研究. 146 (2001)
[Publications] 小杉泰(編): "アフガーニーと現代"イスラーム地域研究. 67 (2000)
[Publications] KOMATSU Hisao,OBIYA Chika and John SCHOEBERLEIN (eds.): "Migration in Central Asia : Its History and Current Problems"The Japan Center for Area Studies. 245 (2000)

2000 Fiscal Year Annual Research Report

現代イスラーム世界の動態的研究-イスラーム世界理解のための情報システムの構築と情報の蓄積-

Principal Investigator

佐藤 次高 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (10012981)

Research Products

[Publications] Muhammad Sabri Al-Dali: "The Zawiya and Egyptian Society in the 16th Century : A Case Study of Zawiya al-Sha'rani,"Islamic Area Studies Working Paper Series. 20. 33 (2000)

[Publications] Stefka Parveva: "The Sofia Oriental Archives : History, Structure and Organisation, Catalogues, and Publication of Documents"Islamic Area Studies Working Paper Series. 21(頁未定). (2001)

[Publications] Muhammad Sabri Al-Dali: "Shaykhs and the Ottoman Occupation of Egypt"Islamic Area Studies Working Paper Series. 22(頁未定). (2001)

[Publications] NEJIMA Susumu: "Pir, Waiz and Imam : Transformation of Socio-Religious Leadership among the Ismailis in the Northern Pakistan"Islamic Area Studies Working Paper Series. 23(頁未定). (2001)

[Publications] Bert Fragner: "Oriental Studies, Middle Eastern and Islamic Studies in Germany"Islamic Area Studies Working Paper Series. 24(頁未定). (2001)

[Publications] KISAICH Masatoshi(ed.): "Democratisation and Popular Movements in the Islamic World"Islamic Area Studies Proceeding Series. 2. 130 (2000)

[Publications] 佐藤次高: "アラブ・イスラーム世界の拡大"辛島昇,高山博 編『地域の世界史3地域の成り立ち』. 18-51 (2000)

[Publications] IIZUKA Masato: "Ali'Abd al-Razlq and Rashid Rida : Reconsideration of the Islamic Reformist Thought during 1920's"The Manar Journal and the Manar School. (頁未定). (2001)

[Publications] 池内恵: "イスラーム世界における政-教関係の二つの次元"酒井啓子 編『イスラームと民族主義(仮題)』. (頁未定). (2001)

[Publications] UYAMA Tomohiko: "The Geography of Civilizations : A Spatial Analaysis of the Kazakh Intelligentsia's Activities, from the Mid-Nineteenth to the Early Twentieth Century"Kimitaka MATSUZATO (ed.), Regions : A Prism to View the Slavic Eurasian World. 70-99 (2000)

[Publications] 大石高志: "インドにおけるアフガーニー:いくつかの新しい視角および史料の検討"『アフガーニーと現代』. 43-67 (2000)

[Publications] 粕谷元: "トルコ共和国成立期の「国民(millet)」概念に関する一考察"酒井啓子 編『イスラームと民族主義(仮題)』. (頁未定). (2001)

[Publications] 小松久男: "バリトリド"尾形勇,樺山紘一,木畑洋一 編『20世紀の歴史家たち(4)』. 37-53 (2000)

[Publications] 酒井啓子: "イスラーム復興と「異議申し立て」"吉本元,加藤普章 編『マイノリティの国際政治学』. 194-208 (2000)

[Publications] 内藤陽介: "革命イランの『世界』像-ポスタル・メディアとホメイニー体制"末木文美士 編『宝積比較宗教・文化研究叢書 非西欧の視座』. (頁未定). (2001)

[Publications] NAKAZATO Nariaki: "The Transfar of Economic Power in India : Indian Big Business, the British Raj and Development Planning,1930-1948 in the Unfinishied Agenda"Nation-building in South Asia. 245-304 (2001)

[Publications] 中西久枝: "アフガーニーのパン・イスラミズムの思想と反帝国主義闘争"アフガーニーと現代. 20-32 (2000)

[Publications] 松永泰行: "イスラム原理主義の行方"加藤義喜,青木一能 編『グローバリゼーションの光と影-21世紀世界の経済・政治・社会-』. 102-114 (2001)

[Publications] 松永泰行: "第6期国会選挙後のイラン内政、対外経済関係、対GCC関係"福田安志 編『原油価格変動下の湾岸産油国情勢』. 15-36 (2001)

[Publications] YANAGIHASHI Hiroyuki: "Solidarity in Islamic Society : Asaba, Family, and the Community"YANAGIHASHI Hiroyuki (ed.), The Concept of Territory in Islamic Law and Thought. 150-170 (1999)

[Publications] 浅見靖仁: "タイ:経済危機への取り組みと変革の胎動"日本労働研究機構 編『アジア経済危機と各国の労働・雇用問題:模索する改革の方向』. 1-36 (2000)

[Publications] 菊地達也(翻訳): "イフワーン・アッサファー著『イフワーン・アッサファー書簡集』"上智大学中世思想研究所・竹下政孝(編訳・監修)『中世思想原典集成11イスラーム哲学』. 189-254 (2000)

[Publications] 菊地達也(翻訳): "キルマーニー『知性の安息』"上智大学中世思想研究所・竹下政孝(編訳・監修)『中世思想原典集成11イスラーム哲学』. 255-328 (2000)

[Publications] 私市正年: "モロッコの国家体制と地方行政組織"『現代中東の国家と地方』. (近刊予定)(頁未定).

[Publications] 鷹木恵子: "北アフリカ・マグリブ地域の文化人類学的研究-その成果と動向"加納弘,奥山真知 編『中東・イスラム社会研究の理論と技法』. 143-195 (2000)

[Publications] 東長靖: "ズィクル"『哲学の木』. (頁未定). (2001)

[Publications] 鳥居高: "マレーシアの開発戦略と政治変動"末廣昭,山影進 共編『アジア政治経済論』. 127-155 (2001)

[Publications] 鳥居高: "マハティールの開発戦略とASEAN"山影進 編『転換期のASEAN』. 51-87 (2001)

[Publications] 長沢栄治: "アラブ主義の現在"木村靖二,長沢栄治 編『地域の世界史12地域への展望』. 14-52 (2000)

[Publications] 堀川徹: "イクター制ソユルグル制ティマール制"アジアの歴史と文化9西アジア史. 191-202 (2000)

[Publications] 堀川徹: "モンゴル帝国とティムール帝国"小松久男 編『新版世界各国史4中央ユーラシア史』. 174-244 (2000)

[Publications] 臼杵陽: "イスラエル現代史における『修正主義』 ・『新しい歴史家』にとっての戦争、イスラエル建国、そしてパレスチナ人"歴史学研究会 編『シリーズ歴史学の現在4歴史における「修正主義」』. 55-81 (2000)

[Publications] 臼杵陽: "イスラエルのアイヒマン裁判-イスラエル現代史における意味"戦犯裁判と性暴力. 154-175 (2000)

[Publications] 臼杵陽: "宙づりにされた人々-イスラエルのアラブ"稲賀繁美 編『異文化理解の倫理にむけて』. 41-58 (2000)

[Publications] 岡真理: "「他文化理解」と「暴力」のあいだで 第三世界フェミニズムが提起するもの"稲賀繁美 編『異文化理解の倫理に向けて』. 287-306 (2000)

[Publications] 岡真理: "「私」、「私」、「「私」」……Mother(s)Tongue(s)"西川長夫,姜尚中,西成彦 編『20世紀をいかに越えるか-多言語・多文化主義を手がかりにして-』. 322-353 (2000)

[Publications] 岡真理: "知の地方主義を越えて-新たなる普遍性に向けて"栗原彬,小森陽一,佐藤学,吉見俊哉 編『越境する知6知の植民:越境する』. (頁未定). (2001)

[Publications] OBIYA Chika: "When Faizulla Khojaev Decided to Be an Uzbek"S.A.Dudoignon and H.Komatsu (eds.),Islam and Politics in Russia and Central Asisa. (頁未定). (2001)

[Publications] 加藤博: "イスラーム世界における知の紐帯と社会秩序-エジプト農村社会を事例に"『紛争と訴訟の文化史』. 135-163 (2000)

[Publications] 加藤博: "イスラーム社会における法と経済-所有システムの観点から"『叢書法文化-歴史・比較・情報』. 143-164 (2000)

[Publications] 新免康 : "ウイグル人民族主義者エイサ・ユスプ・アルプテキンの軌跡"『現代中国の構造変動7:中華帝国-アイデンティティの再編』. 151-178 (2001)

[Publications] 内藤正典: "移民と国民のあいだ"稲賀繁美 編『異文化理解の倫理にむけて』. 211-230 (2000)

[Publications] 内藤正典: "第7章ヨーロッパのイスラーム復興運動"現代世界と宗教. 149-166 (2000)

[Publications] 山岸智子: "イラン近代の経験から-錯綜するイラニズムとイスラミズム"21世紀の国際社会とイスラーム社会. 123-137 (2000)

[Publications] 岸本美緒: "『老爺』と『相公』-呼称から見た地域社会の階層感覚"山本英史 編『伝統中国の地域像』. 239-257 (2000)

[Publications] 羽田正: "サファヴィー朝とイスファハーンの栄光"アジアの歴史と文化9西アジア史. 144-156 (2000)

[Publications] 黒木英充: "前近代イスラーム帝国における圧政の実態と反抗の論理-一七八四年アレッポの事例から-"岩波講座世界歴史第14巻イスラーム・環インド洋世界. 215-234 (2000)

[Publications] FUKASAWA Katsumi: "Les lettres de change et le commerce du Levant au XVIIIe siecle"Silvia Marzagalli et Hubert Bonin (dir.), Negoce, ports et oceans XVIe-XXe siecles. Melanges offerts a Paul Butel. 61-79 (2000)

[Publications] 深沢克己: "フランス港湾都市の商業ネットワーク"辛島昇,高山博 編『地域の世界史3地域の成り立ち』. 201-237 (2000)

[Publications] MIURA Toru: "Personal Networks surrounding the Salihiyya Court in 19th-Century Damascus"Espace et societe dans les villes arabes du Machreq a epoque ottomane. (頁未定). (2001)

[Publications] 岩武昭男: "ワクフ制度"間野英二 編『アジアの歴史と文化9西アジア史』. 217-229 (2001)

[Publications] 江川ひかり: "トルコのコーヒー"『アジアの食文化』. 128-133 (2000)

[Publications] 高松洋一: "「アラブ[トルコ]」「ルム」"綾部恒雄 監修『世界民族事典』. 44,752 (2000)

[Publications] 谷口淳一: "顔役2(イスラムの)"佐藤次高『歴史学事典8人と仕事』. 79-80 (2001)

[Publications] 保坂修司: "デジタル・ジハードの可能性"国際問題研究所『21世紀の国際社会とイスラーム世界』. 74-95 (2000)

[Publications] 山下王世: "宗教建築における壁面装飾としてのタイル"トルコの陶器とタイル. 119-136 (2000)

[Publications] SATO Tsugitaka: "Ushr"The Encyclopaedia of Islam, New Edition. 10. 917-919 (2000)

[Publications] 佐藤次高: "「西アジア・イスラーム学の継承と発展-ヨーロッパ・中東・日本-」"東方学. 100. 163-177 (2000)

[Publications] IIZUKA Masato: "Gender Ideology of Islam and Women's Public Participation in North Africa"Senri Ethnological Studies. 55(頁未定). (2001)

[Publications] 伊藤弘子: "「インドにおけるイスラーム法の近代化」"『愛知女史短期大学研究紀要』. 34. 63-72 (2001)

[Publications] 岩崎一郎: "「ウズベキスタンの市場経済化政策と政府・企業間関係:再論」"ロシア東欧貿易調査月報. 45・10. 37-70 (2000)

[Publications] 岩崎一郎: "「カザフスタンにおける産業組織と企業統治構造の進化と多様性:市場経済移行期の政府・企業間関係」"スラヴ研究. 48(頁未定). (2001)

[Publications] 宇山智彦: "『ルナ・パパ』とタジキスタンの現在"Cine Switch. 82. 14-15 (2000)

[Publications] 宇山智彦: "中央アジアをめぐる勢力図の変化と『上海フォーラム』"中東研究. 465. 18 (2000)

[Publications] 宇山智彦: "中央アジア:ゲリラの再来とウズベキスタン外交の変化"中東研究. 468. 16 (2000)

[Publications] 北澤義之: "ヨルダンの構造調整と民主化"国際政治. 125. 45-60 (2000)

[Publications] 小林寧子: "政治シンボル化する宗教"ワールド・トレンド. 55. 10-13 (2000)

[Publications] 酒井啓子: "イラクにおけるイスラーム政党-制度化と運動実践の連関と乖離-"アジア・アフリカ地域研究. 1(頁未定). (2001)

[Publications] 澤江史子: "新たなるビジョンの探求-トルコの「イスラーム政党」の変遷"現代の中東. 29. 2-26 (2000)

[Publications] 澤江史子: "世俗主義体制の中の「イスラーム政党」〜トルコの事例"アジア・アフリカ地域研究. 1(頁未定). (2000)

[Publications] 富田健次: "凍結されたイラン民族主義と冷戦(Iranian Nationalism Frozen in the Cold War)-現代イラン通史の試み-その3"大分県立芸術文化短期大学研究紀要. 38. 119-131 (2000)

[Publications] 富田健次: "現代イランの政治思想の側面-西欧的諸価値とイスラーム"現代の中東. 28. 72-88 (2000)

[Publications] 子島進: "The Ismaili Imam and NGOs : A Case Study of Islamic Civil Society"アジア太平洋論叢. 10. 149-163 (2000)

[Publications] 松永泰行: "アッラーマ・マジュリスィー記念学会に見るシーア派イスラーム研究の動態"オリエント. 43・1. 186-190 (2000)

[Publications] MATSUNAGA Yasuyuki: "Examining the Views of 'Allamah Majlisi on Legitimate Political Authority (sultanat-i mashru'ah) and the Guardianship of the Jurist (wilayat-i faqih)"Orient. 35. 12-22 (2000)

佐藤次高東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (10012981)

[Publications] 佐藤次高: "アラブ・イスラーム世界の拡大"辛島昇,高山博編『地域の世界史3地域の成り立ち』. 18-51 (2000)

[Publications] 池内恵: "イスラーム世界における政-教関係の二つの次元"酒井啓子編『イスラームと民族主義(仮題)』. (頁未定). (2001)

[Publications] 粕谷元: "トルコ共和国成立期の「国民(millet)」概念に関する一考察"酒井啓子編『イスラームと民族主義(仮題)』. (頁未定). (2001)

[Publications] 小松久男: "バリトリド"尾形勇,樺山紘一,木畑洋一編『20世紀の歴史家たち(4)』. 37-53 (2000)

[Publications] 酒井啓子: "イスラーム復興と「異議申し立て」"吉本元,加藤普章編『マイノリティの国際政治学』. 194-208 (2000)

[Publications] 内藤陽介: "革命イランの『世界』像-ポスタル・メディアとホメイニー体制"末木文美士編『宝積比較宗教・文化研究叢書非西欧の視座』. (頁未定). (2001)

[Publications] 松永泰行: "イスラム原理主義の行方"加藤義喜,青木一能編『グローバリゼーションの光と影-21世紀世界の経済・政治・社会-』. 102-114 (2001)

[Publications] 松永泰行: "第6期国会選挙後のイラン内政、対外経済関係、対GCC関係"福田安志編『原油価格変動下の湾岸産油国情勢』. 15-36 (2001)

[Publications] 浅見靖仁: "タイ:経済危機への取り組みと変革の胎動"日本労働研究機構編『アジア経済危機と各国の労働・雇用問題:模索する改革の方向』. 1-36 (2000)

[Publications] 鷹木恵子: "北アフリカ・マグリブ地域の文化人類学的研究-その成果と動向"加納弘,奥山真知編『中東・イスラム社会研究の理論と技法』. 143-195 (2000)

[Publications] 鳥居高: "マレーシアの開発戦略と政治変動"末廣昭,山影進共編『アジア政治経済論』. 127-155 (2001)

[Publications] 鳥居高: "マハティールの開発戦略とASEAN"山影進編『転換期のASEAN』. 51-87 (2001)

[Publications] 長沢栄治: "アラブ主義の現在"木村靖二,長沢栄治編『地域の世界史12地域への展望』. 14-52 (2000)

[Publications] 堀川徹: "モンゴル帝国とティムール帝国"小松久男編『新版世界各国史4中央ユーラシア史』. 174-244 (2000)

[Publications] 臼杵陽: "イスラエル現代史における『修正主義』・『新しい歴史家』にとっての戦争、イスラエル建国、そしてパレスチナ人"歴史学研究会編『シリーズ歴史学の現在4歴史における「修正主義」』. 55-81 (2000)

[Publications] 臼杵陽: "宙づりにされた人々-イスラエルのアラブ"稲賀繁美編『異文化理解の倫理にむけて』. 41-58 (2000)

[Publications] 岡真理: "「他文化理解」と「暴力」のあいだで第三世界フェミニズムが提起するもの"稲賀繁美編『異文化理解の倫理に向けて』. 287-306 (2000)

[Publications] 岡真理: "「私」、「私」、「「私」」……Mother(s)Tongue(s)"西川長夫,姜尚中,西成彦編『20世紀をいかに越えるか-多言語・多文化主義を手がかりにして-』. 322-353 (2000)

[Publications] 岡真理: "知の地方主義を越えて-新たなる普遍性に向けて"栗原彬,小森陽一,佐藤学,吉見俊哉編『越境する知6知の植民:越境する』. (頁未定). (2001)

[Publications] 内藤正典: "移民と国民のあいだ"稲賀繁美編『異文化理解の倫理にむけて』. 211-230 (2000)

[Publications] 岸本美緒: "『老爺』と『相公』-呼称から見た地域社会の階層感覚"山本英史編『伝統中国の地域像』. 239-257 (2000)

[Publications] 深沢克己: "フランス港湾都市の商業ネットワーク"辛島昇,高山博編『地域の世界史3地域の成り立ち』. 201-237 (2000)

[Publications] 岩武昭男: "ワクフ制度"間野英二編『アジアの歴史と文化9西アジア史』. 217-229 (2001)

[Publications] 高松洋一: "「アラブ[トルコ]」「ルム」"綾部恒雄監修『世界民族事典』. 44,752 (2000)

[Publications] 岡真理: "彼女の「正しい」名前とは何か第三世界フェミニズムの思想"青土社. 317 (2000)

[Publications] 岡真理(共訳): "ライラ・アハメド著『イスラームにおける女性とジュンダー近代論争の歴史的根源』"法政大学出版局. 50 (2000)