1998 Fiscal Year Annual Research Report
外資依存型経済成長の持続可能性〜タイ,インドにおける技術移転の諸断面の検討を中心に〜
Project/Area Number |
10041090
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Research Category |
Grant-in-Aid for international Scientific Research
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Section | Field Research |
Research Institution | Suzuka International University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 恵理子 鈴鹿国際大学, 国際学部, 助教授 (40180244)
木之内 秀彦 鈴鹿国際大学, 国際学部, 助教授 (00204941)
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Keywords | 技術移転 / 国内企業 / 企業間連携 / 外国投資 / 持続可能性 / 経済開発戦略 / タイ / インド |
Research Abstract |
全体で2カ年計画を予定した本研究において、平成10年度は下記の通り事例対象国2カ国を訪問し、本研究課題に関わる情報・資料の収集、意見の聴取と交流に重点を置いた。なお国内での文献資料収集と研究交流は通年で常時継続している。まず平成10年11月30日より12月5日までタイ国バンコクおよびその近郊で下記の通り調査を実施した。a. 投資庁、工業団地管理庁、バンコク商工会議所、日本学術振興会バンコク連絡事務所、国立開発行政研究所、等を訪問し、産業開発ないし外資誘致を扱う担当者および研究者からヒアリングを実施。b. ナワナコン工業団地およびアユタヤ・ハイテク工業団地を訪れ、それぞれの現地管理事務所担当者より、外資企業の進出および地元企業との提携に関わる現状と今後の展望について意見聴取を実施。併せて上記工業団地および近辺に進出済みの日系企業5社を訪れ、タイでの事業展開の実情と展望のヒアリングを行った。次に平成11年1月23日より2月4日までインドのニューデリーおよび近郊で下記の通り調査を実施した。a. 日本貿易振興会ニューデリー事務所、インド商工会議所、ラジャスタン電子関連産業管理公社、等を訪問し、インド産業開発・外資誘致の実情と展望について意見聴取。b. ニューデリー近郊に進出済みの日系企業4社およびジャイプールの地元ソフトウェア企業1社を訪問し、事業展開の現状と展望についてヒアリングを実施。
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