1999 Fiscal Year Annual Research Report
外資依存型経済成長の持続可能性-タイ,インドにおける技術移転の諸問題を中心に
Project/Area Number |
10041090
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Section | 一般 |
Research Institution | Suzuka International University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木之内 秀彦 鈴鹿国際大学, 国際学部, 助教授 (00204941)
青木 恵理子 鈴鹿国際大学, 国際学部, 教授 (40180244)
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Keywords | インド / タイ / 外資依存 / 技術移転 / 中小企業 / 輸出加工地 |
Research Abstract |
平成11年8月23日より9月2日にかけてインドで調査に当った。調査先はムンバイとその近郊、およびニューデリーとその近郊である。ムンバイではJETROムンバイ事務所、サンタクルス輸出加工地のインド商務省ムンバイ事務所および地場企業数社、ムンバイ市内のソフトウェア開発企業数社、ニューデリーではグルガオン工業団地、ノイダ工業団地およびダルヘラ工業団地それぞれに所在する日系企業数社、デリー大学を訪問し、本研究課題に関わる情報収集と意見交流に務めた。デリー大学では同大学の研究者6名が参加したワークショップを行った。 平成12年3月2日より3月11日にかけてはタイで調査に当った。訪問先はヘマラート工業団地の現地開発担当事務所および日系企業数社、タイ国立開発経営研究所、ラームカムヘン大学、チュラローンコーン大学、ロジャナ工業団地所在の日系企業数社、京都大学東南アジア研究センター・バンコク連絡事務所、サムット・サコン工業団地の開発担当事務所および地場企業数社、であり、これらにおいて本研究課題に関わる情報収集および意見交換を進めた。タイ国立開発経営研究所ならびにラームカムヘン大学においては開発行政、外資誘致、技術移転等の研究に従事する研究者とワークショップを行った。 以上の調査を通じて本研究課題である外資依存型経済成長に関わるタイ、インドそれぞれの問題点、両国に共通する問題点が浮かび上がってきたが、それらについては上記調査で収集した情報を整理した上で、成果報告書に集約する現在作業中である。
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[Publications] ウパーリ アーナンダ クマーラ: "OPEN ECONOMIC POLILIES AND THE CAR INDUSTRY iN iNDiA"CAMPANA. 1999No.6. 201-209 (2000)
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[Publications] ウパーリ アーナンダ クマーラ: "PROMOTING FORHGN DIRECT INVESTMENT AS A STRATEGY FOR INDUSTRIAL DEVELOPMGNT:CASE OF SRLLANKA"SIWDAC MONOGRAPH. 2000-2(発表予定). (2000)
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[Publications] ウパーリ アーナンダ クマーラ: "TECHNOLOGY AND INDUSTRIAL DEVELOPMENT IN JAPAN: BULCDING CAPABiLITIES BY LEARNiNG,INNOVAION AND PUBLiC POLILY"JOURNAL OF ASIAN BUSINESS. (書評). 140-141 (1999)
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[Publications] 青木 恵理子: "エンパワーメントに関する文化人類学的研究"内山田康編「ジェンダー」研究会平成10年度報告書. 10-28 (1999)
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[Publications] 青木 恵理子: "書評 Women of Southeost Asia。Monograph Series No.17. revised edition. Von Esterik, Penny ed. CSAS"Asion Folklove Studies. LVII-2. 390-392 (1998)
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[Publications] 木之内 秀彦: "講座東アジア近現代史5:現代東アジア政治のダイナミズム"青木書店(共著、発表予定).