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1999 Fiscal Year Annual Research Report

通信制大学院のメディア経営戦略に関する国際比較研究

Research Project

Project/Area Number 10041098
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Section一般
Research InstitutionNational Institute of Multimedia Education

Principal Investigator

瀬田 智恵子  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70280542)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 池田 輝政  名古屋大学, 高等教育センター, 教授 (90117060)
苑 復傑  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80249929)
吉田 文  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (10221475)
佐藤 智美  聖徳大学, 人文学部, 助教授 (80240076)
坂本 辰朗  創価大学, 教育学部, 教授 (60153912)
Keywords通信制大学院 / 国際比較 / メディア活用 / バーチャル・ユニバーシティー / オンラインコース / テレビ会議システム
Research Abstract

1.アメリカ、カナダ、イギリスにおける通信制大学院プログラムにおけるメディア活用の実態を、「バーチャル・ユニバーシティー」を念頭に調査を行った.訪問機関は、ウエスタン・ガバナーズ大学、フェニックス大学、ジョンズ国際大学、ウィスコンシン大学、インディアナ大学、ニューヨーク大学、コロンビア大学、ペンシルバニア大学、スタンフォード大学(以上アメリカ)、トロント大学OISE、ヨーク大学アトキンソン校(以上カナダ)、グラスゴー大学、ストラスクライド大学、ヘリオットワット大学、BAEバーチャル・ユニバーシティー(以上イギリス)等である.
2.上記の機関に共通しているのは、経営学、工学、情報技術、看護学、医学、社会福祉学、教師教育等、特定の職業能力のグレードアップを目的とする成人対象の専門教育のコースが主流である.
3.「バーチャル・ユニバーシティー」の観点からは、アメリカとイギリスではコンセプトが異なっている.アメリカでは、オンラインを利用した全く面接授業無しに単位が習得できる仕組みを含意している.(例:ウエスタン・ガバナーズ大学、フェニックス大学、ニューヨーク大学等.)イギリスでは類似科目を持つ大学間でのウェブベース教材の共同開発と利用(例:グラスゴーのクライド・バーチャル・ユニバーシティー)、社員教育を目的に企業が大学に出資して創設したコースと学位(例:BAEバーチャル・ユニバーシティー)で、いずれの場合も面接授業が基本である.
4.オンラインコースの導入の程度は学校により差異があるが、教員以外にメンターやアドバイザー等学習支援者の配置、教材制作の際は教授デザインなどのスペシャリストの役割が重要である点は共通している.
5.教員と学生あるいは学生間の交流のためにウェブ上のディスカッションを取り入れている.
6.コンピュータの活用は一般的であるが、テレビ会議システムの活用は低調である.

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

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