1998 Fiscal Year Annual Research Report
超高速国際研究ネットワークの相互接続と相互調整に関する学術調査
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10041148
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| Research Category |
Grant-in-Aid for international Scientific Research
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| Section | Field Research |
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| Research Institution | National Institute of Informatics |
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Principal Investigator |
猪瀬 博 学術情報センター, 所長 (70010618)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
魚瀬 尚郎 学術情報センター, 研究開発部, 客員教授
趙 偉平 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (80260016)
阿部 俊二 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (00280561)
松方 純 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (70173820)
浅野 正一郎 学術情報センター, 研究開発部, 教授 (50092119)
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| Keywords | 超高速ネットワーク / 国際研究ネットワーク / 学術情報ネットワーク / Internet2 / vBNS / Abilene / GIBN |
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| Research Abstract |
米国NSFがvBNS(very highspeed Backbone Network Service)の運用を開始して以来、世界の研究ネットワークは超高速化している。1998年には、新たにInternet2プロジェクトがAbileneと称する超高速ネットワークの稼働を開始し、学術情報センター並びに学術情報ネットワークに参加する大学等の研究機関がInternet2プロジェクトに参加できるように、相互の協力を締結する準備を進めている。同時に、G7サミットにて承認された「超高速研究ネットワークの相互接続と将来の相互調整のための国際共同研究」(通称GIBN:Global Interoperability of Broadbaんd Networks)の活動が定着し、国際的番ど超高速研究ネットワークの相互連携が加速している。本年度は、学術情報ネットワークと北米の研究ネットワークの相互接続が実施の段階に入り、また従来にない高速で学術情報ネットワークと欧州の接続が検討された。本件については、実施に向けた最終調整を残す段階に至っている。
これら一連の共同研究を実施し、また進行するために、研究分担者は以下の国際学術研究を行った。
(1) 共同研究者等(計、趙)は、アジアにおける国際共同研究を進めるために、中国科学院との研究打合せを行い、相互に、ネットワークを用いた学術研究の実態を把握した。
(2) 共同研究者(浅野)は、国際研究ネットワークの相互調整会議であるCCIRNに日本を代表して出席し、調整を実施した.
(3) 共同研究者(浅野)は、先進諸国間の情報通信政策を協議するOECD/ICCP(情報コンピュータ通信政策委員会)に日本代表並びに副議長として出席し、情報通信政策の取りまとめを実施した。
(4) 共同研究者等(松方、阿部、浅野)は、Internet2プロジェクトの会合に出席し、相互の協力を締結する準備を行った。
(5) 共同研究者(趙)は、米国にて超高速ネットワークの研究成果発表と、研究交流を実施した。
(5) 共同研究者(魚瀬)は、英国にて学術情報ネットワークと欧州研究ネットワークの相互接続の協議を実施した。
(7) 共同研究者(松方)は、仏国にて高エネルギー物理学研究ネットワークの将来構想を協議した。
以上の研究をもって、当初の計画を達成した。
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[Publications] 浅野正一郎,阿部俊二,沼野弘行: "自己相似性を考慮したトラヒックモデルの多重化に関する検討" 電子情報通信学会 技術研究報告. Vol.98 No.667. 55-60 (1999)
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[Publications] 浅野正一郎,計 宇生,山田 仁: "実際のセル送信レートを考慮したABRレート制御方式に関する検討" 電子情報通信学会 技術研究報告. Vol.98 No.667. 61-66 (1999)
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[Publications] 浅野正一郎,趙 偉平,曽 トウ: "パケット転送経路の効率化を考慮したMobile IP の一方式" 電子情報通信学会 技術研究報告. Vol.98 No.670. 155-160 (1999)
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[Publications] Y.Zhang, W.Zhao, S.Asanao: "An Approach for Cluster-Based Multicast Routing in Large-Scale Networks." IEICE Transaction on Communications. Vol.E81-B, No.5. 1029-1040 (1998)
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[Publications] W.Zhao, S.Asanao: "Assignment of End-end Transmission Qos in WAN environments." Proceedings of SPIE. Vol.13529. 26-33 (1998)
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[Publications] W.Zhao: "Implementation and Performance Evaluation of Object-Oriented Hotspot in AntoCAD Environments" 学術情報センター 紀要. 第10号. (1999)
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[Publications] 計 宇生: "統合サービス網のスケジューリング方式に関する一検討" 電子情報通信学会 技術研究報告. SSE98-201 IN98-173. 19-24 (1999)
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[Publications] 計 宇生: "シェーピングされたトラヒックに適したスケジューリング方式" 学術情報センター 紀要. 第11号. (1999)
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[Publications] 阿部俊二: "トラヒック観測によるあTM通信品質の推定方法-基本的な考え方-" 学術情報センター 紀要. 第11号. (1999)
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[Publications] 横関大子郎,岩村佳紀,大沢秀史,安田靖彦: "画像任意部分適応階層化方式ならびにマルチキャストネットワーク上におけるその映像配送方式" 画像電子学会会誌. Vol27, No.5. 557-568 (1998)
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[Publications] 鴨川浩二,中島大輔,安田靖彦: "階層的画像キャッシュ機構を有するプロキシー・サーバ・システム" 画像電子学会会誌. Vol27, No.5. 548-556 (1998)
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[Publications] 大沢秀史,加藤茂夫,安田靖彦: "多値算術符号化方式の高速化および適応符号化の検討" 電子情報通信学会論文誌 B-I. Vol.J81-B-I. 61-66 (1998)
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[Publications] 三好匠,田中良明,瀬崎薫: "デルタスター構成のマルチキャスト通信網への適用" 電子情報通信学会論文誌 B-I. Vol.J81-B-I no.12. 837-838 (1998)
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[Publications] Sanghoon Song, Yoonki Choi, K Aizawa, M.Hatori: "A study of a Blind multiple beam adaptive array" IEICE Tans.Fundamentals. Vol.E81-A No.8. 1270-1275 (1998)
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[Publications] 岸野,相沢,如沢,竹村,羽鳥: "ネットワーク映像メディア(年報)" 映像情報メディア学会. Vol.152, No8. 1148-1154 (1998)
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[Publications] 國頭,相澤,羽鳥: "協調エージェント間通信のためのトラッキングエージェントの提案とその検討" 電子情報通信学会論文誌(B). Vol.J81-B-1, No11. 753-761 (1998)
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[Publications] S.Auethavekiat, K.Aizawa M.Hatori: "Quality improvement technique for compressed image by merging image" IEICE Trans.Communications, Special Issue on the Latest Development of Communication Reseach. Vol.E81-B, No12. 2269-2275 (1998)
