1998 Fiscal Year Annual Research Report
ジョグジャカルタ都市開発計画:交通および住環境整備を中心に
Project/Area Number |
10044183
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Research Category |
Grant-in-Aid for international Scientific Research
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Section | Joint Research . |
Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
石見 利勝 立命館大学, 政策科学部, 教授 (20016687)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鳴海 邦碩 大阪大学, 工学部, 教授 (60101242)
東樋口 護 京都大学, 工学部, 助教授 (50026366)
大森 功一 国連大学等学術交流プログラム, 客員研究員 (70309102)
木村 一信 立命館大学, 文学部, 教授 (20105365)
高尾 克樹 立命館大学, 政策科学部, 教授 (50143681)
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Keywords | 都市計画 / 交通計画 / エコ・プランニング / 歴史的都市 / 持続可能な開発 / 開発政策 / ジョグジャカルタ / インドネシア |
Research Abstract |
1998年度は当研究の初年度にあたるため、ジョグジャカルタをはじめとするインドネシア諸都市の現況および都市計画の課題等につき、とくに交通・環境・行政・住民意向・社会的側面に焦点を当て、日本側研究分担者・協力者によるインドネシア訪問、インドネシア側分担者・協力者による日本訪問を通じ、インドネシアにおける都市問題の基本的課題を確定するための意見交換を行うとともに、ジョグジャカルタ市における交通調査を実施した。共通して確認されたのは、都市における整備計画の実行にあたり、環境に配慮する計画づくり(エコ・プランニング)とコミュニティー参加を促進することの必要性と、市政府レベルでの政策イニシアティブの重要性である。ハビビ政権誕生にともなうインドネシア側行政担当者の移動や、スルタン(王)がジョグジャカルタ州知事に就任するなどの展開があり、当研究を推進するためのインドネシア側での人的ネットワークを確認する必要もあった。こうした変化にあっても、依然として交通、環境、都市インフラ改善にむけた慎重な政策・取り組みと、そのための地方行政のキャシティー向上が求められている。これらは1999年度(第2年度)においても引き続き研究課題となり、ガジャマダ大学の研究者との共同での綿密なフィールド調査が必要とされる。
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