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1998 Fiscal Year Annual Research Report

歯周組織およびインブラント周囲組織の粘弾性測定システムの開発

Research Project

Project/Area Number 10045078
Research Category

Grant-in-Aid for international Scientific Research

SectionUniversity-to-University Cooperative Research
Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

川添 堯彬  大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (50076022)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 龍田 光弘  大阪歯科大学, 助手 (60309185)
更谷 啓治  大阪歯科大学, 講師 (60170817)
施 生根  中国第四軍医大学, 口腔医学院, 助教授
Keywords歯の動揺度 / 歯根膜 / 粘弾性 / インプラント / 歯槽骨
Research Abstract

われわれは、歯の動揺度自動診断システムを開発し、3つの粘弾性パラメータについて判則分析を行い、動揺度を判定してきた。しかし、それぞれのパラメータが、歯根膜および歯槽骨のどのような力学的性質によるものかは、現在のところ不明確である。そこで、本研究では、歯根膜および歯槽骨の力学的性質を知るために、歯根膜のない状態すなわちオッセオインテグレーテッド・インプラントの場合と天然歯の場合における3つの粘弾性パラメータそれぞれの変動要因を明確にすることによって、従来のシステムに代わるさらに臨床的意義の高い粘弾性測定システムを共同開発することを目的とした。日本人を対象とした歯根膜の粘弾性の基準範囲については、すでにデータがあり、論文発表済みである。本年度は、中国人における粘弾性パラメータ値を多数例集積するために、平成10年10月5日から9日の日程で、更谷、龍田および研究協力者の岡(岡山大学工学部・助教授)が中国第四軍医大学に出張し、動揺度自動診断システム一式を持ち込み設置した。現地において、測定装置の校正、および測定方法の指導および健常者のデータを測定した。現時点では、中国人のデータを研究分担者の施(第四軍医大学口腔医学院・助教授)が集積中であり、日本人のデータ数に達し次第、人種および歯種における違いについて分析する予定である。研究協力者の岡と開発してきた簡易型歯の動揺度測定装置(T-Mテスタ)については、新たな改良を加え、臨床使用モデルとして模型実験で最終のチェックを行った。新年度からの臨床データの採取が可能な段階に達している。

URL: 

Published: 1999-12-13   Modified: 2016-04-21  

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