1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10143106
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
有川 節夫 九州大学, 大学院システム情報科学研究科, 教授 (40037221)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金田 康正 東京大学, 大型計算機センター, 教授 (90115551)
宮野 悟 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50128104)
丸岡 章 東北大学, 大学院情報科学研究科, 教授 (50005427)
佐藤 泰介 東京工業大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (90272690)
佐藤 雅彦 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (20027387)
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Keywords | 発見科学 / 知識発見 / データマイニング / データベース / 科学的発見の論理 / アブダクション / 機械学習 / ネットワークエージェント |
Research Abstract |
特定領域研究(A)「巨大学術社会情報からの知識発見に関する基礎研究(略称:発見科学)」の総括班として,領域全体の企画・調整・評価を行い,さらに,各研究項目を横断する基礎研究を行うのが主な目的である.本年度は以下のような研究活動を行った. (1) 総括班会議:平成10年7月23日(東京大学),12月14日(福岡市),平成11年3月5日(東京大学)に会議を開き,全体会議の企画,今年度の研究成果報告書,来年度の研究活動基本計画,国際会議Discovery Science開催計画,今年度の研究活動・成果の評価と総括,来年度の研究計画の調整等を行った. (2) 国際会議「発見科学」平成10年12月14日〜16日に福岡海の中道ホテルにおいて欧米の著名な研究者5名を招待し,約150人の参加を得て開催した.同時に研究成果に関するレビューを外国人招待者から浮けた.国際会議「発見科学」の論文集をドイツのSpringer-Verlag社から出版した. (3) チュートリアル:平成10年8月18日に京都大学,平成10年9月16日〜18日に名古屋大学で開催し,研究分野の啓蒙と研究成果のフィールドへの普及を図った. (4) 研究成果の発表とレビュー:発見科学に関連のある外国での国際会議等に研究者を派遣し,本特定領域研究による研究成果を発表し,同時に研究成果のレビューを受けた.本年度は,延べ14人の研究者を派遣した.出張報告をホームページ及びニュースレターとして班員に公表した. (5) 研究成果発表会:平成11年3月3日〜5日に東京大学において,全研究者参加による公開の研究成果発表会を開催し,研究成果報告書を刊行した. (6) ニュースレター:研究活動状況を周知させるために,本特定領域研究のホームページを開設し,ニュースレターを2回発行した. (7) フログレスレポート:外国人研究者によるレビューのために,英文による研究計画,進捗状況の概要をまとめたProgress Reportを発行した. (8) 横断的研究:設定した5つの研究項目に跨る横断的な研究として,「知識科学としての発見科学」及び「言語データからの知識発見」というテーマで研究を展開した(大須賀,辻井). (9) 増額要求を行ない,大規模ディスクアレイ装置を配備し,公開可能なデータ及びソフトウェアを集中的に収集・管理・サービスの体制を作った.
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Research Products
(7 results)
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[Publications] E.Hirowatari.S.Arikawa: "A comparison of identification criteria for inductive inference of recursive real-valued functions" Lecture Notes in artificial Intelligence. 1501. 262-275 (1998)
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[Publications] S.Arikawa et al.: "A fast algorientific for discovering optimal string patterns in large text databases" Lecture Notes in artificial Intelligence. 1501. 247-261 (1998)
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[Publications] T.Sato: "Modeling Scientific Theories as PRISM Programs" Proc.ECATI‘98 Workshop on Machine Discovery. 37-45 (1998)
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[Publications] A.Maruoka.E.Takimoto: "Structred Weight-Based Prediction Algorithms" Proc.9th International Workshop on Algorithmic Learning Theory. 127-142 (1998)
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[Publications] S.Miyano et al.: "Identification of Gene Regulatory Networks by Strategic Gene Disruptions and Gene Overexpressions" Proc.9th ACM-SIAM Symposium on Discrete Algorithms. 695-702 (1998)
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[Publications] 金田康正: "一般化した二重指数分割に基づく数値表現法" 情報処理学会論文誌. 39-3. 511-518 (1998)
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[Publications] S.Arikawa and H.Motoda: "Discovery Seince Lecture Notes in Artificial Intelligence 1532" Springer-Verlag, 456 (1998)