2001 Fiscal Year Annual Research Report
口唇・口蓋裂発現と母体環境要因に関する全国調査-第2子発生予防の試み-
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10357018
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Research Institution | Aichi-Gakuin University |
Principal Investigator |
河合 幹 愛知学院大学, 歯学部, 名誉教授 (50064788)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小浜 源郁 札幌医科大学, 歯学部, 教授 (80014009)
鈴森 薫 名古屋市立大学, 医学部, 教授 (80117829)
夏目 長門 愛知学院大学, 歯学部, 特殊診療科教授 (90183532)
高戸 毅 東京大学, 医学部, 教授 (90171454)
作田 正義 大阪大学, 歯学部, 名誉教授 (00028755)
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Keywords | 口唇裂 / 口蓋裂 / 先天異常 / 予防 / 疫学調査 / 緑黄色野菜 / 計画妊娠 / 栄養指導 |
Research Abstract |
1.平成13年度に引き続き、調査協力者の登録を行うと共に、登録者の口唇・口蓋裂の家族内発現率、血液検査、食事メモによる食事記録をもとにした食事指導を継続して行った。 2.第41回日本先天異常学会学術集会(7月3-5日)でのシンポジウム「先天異常モニタリングの現状と展望」において、研究分担者である夏目長門(愛知学院大学)の発表「口唇・口蓋裂の地域ベース疫学調査-原因究明・予防への試み-」の中で、本研究の経過についても報告した。 3.横浜で行われた日本新生児学会の開催日と連動させて、7月16日に第7回班会議を実施した。各研究分担者より途中経過が報告され、調査の進行上発生した問題点を討議した。 4.これまで実施してきた調査の実態について検討を行うため、研究分担者等の産科医ならび、調査への参加者に対するアンケート調査を実施した。この結果は、プライバシーに配慮した上で、班会議資料として研究分担者全員に配布した。 5.鹿児島で行われた日本口腔外科学会総会の開催日と連動させて、第8回班会議を10月24日に実施した。各研究分担者より成果ならびに反省点が報告された。また研究代表者が総括を行い、その中で、10月現在、実際に食事調査を実施した参加者が28名、出産に至った症例が4例(全て健常児)、妊娠中の症例が4例であったことが報告された。今後さらに症例数を増やすため、研究体制の維持について検討を行った。 6.本研究のこれまでの成果について、英文雑誌への投稿を準備中である。
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Research Products
(1 results)
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[Publications] Nagato Natsume, Tsuyoshi Kawai, Masatoshi Onishi, Kenichi Kurita, Hiroo Furukawa: "Bilateral oro-ocular facial cleft in a monozygotic twin."Aichi-Gakuin Dental Science. 14. 43-46 (2001)