1999 Fiscal Year Annual Research Report
近代日本中等教員に期待された教科専門知識並びに教職教養に関する史的研究 -文検主要教科およびその受験者等の調査分析-
Project/Area Number |
10410074
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Research Institution | J. F. Oberlin University |
Principal Investigator |
寺崎 昌男 桜美林大学, 大学院・国際学研究科, 教授 (20062573)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
茂住 實男 拓殖大学, 外国語学部, 教授 (70119494)
竹中 暉雄 桃山学院大学, 文学部, 教授 (70064722)
榑松 かほる 桜美林大学, 国際学部, 教授 (90112656)
井上 恵美子 愛知学泉女子短期大学, 助教授 (80259316)
船寄 俊雄 神戸大学, 発達科学部, 助教授 (40181432)
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Keywords | 中等教育史 / 教師教育 / 資格試験 / 戦前の学問と教育 / 教育学的教養 / 自己学習課題 |
Research Abstract |
本年度は、研究第二年次に当たるため、テーマの積極的な展開をすると共にその一部を学会において発表する事などに努め、大いに研究課題を推進することが出来た。 (1)共同研究会の開催 各教科の試験問題の収集、試験委員の経歴調査、各学科目年表の作成に基づき試験問題の分析を行った。 第一回は、7月30日〜8月1日英語科、家事及び裁縫、数学科に関する学会報告に向けての報告とその検討を行った。 第二回は、12月4日〜12月5日公民科、歴史科の報告と合格体験者のその後のライフヒストリーに関する研究をどのように行うかの検討を行った。 第三回は、平成12年3月20日〜21日公民科、歴史科、国語科の検討を行い本年の学会発表においては歴史科は東洋史に限って報告することにした。ライフヒストリー研究の方法と分担を検討した。 (2)受験記に関する調査を精力的に行い各学科ごとの受験生の手記の収集に努めデーターベース化を進めることができた。 (3)学会発表、日本教育学会第58回大会(於)玉川大学9月3日 「文検」の研究(1)-数学・英語・家事及裁縫各学科目試験問題の分析-」として発表した。報告者は「初めに」寺崎昌男、「数学科」佐藤英二、「家事及裁縫」井上恵美子が行った。報告に際し、数学、英語、家事及裁縫に関する資料集を作成した。資料集には学科略年表、試験委員一覧、試験委員の経歴、試験問題、問題分析表、合格率などを収めた。
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