2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10420002
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
高見 勝利 北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (70108421)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
常本 照樹 北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (10163859)
岡田 信弘 北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (60125292)
中村 睦男 北海道大学, 大学院・法学研究科, 教授 (30000665)
前田 英昭 駒沢大学, 法学部, 教授 (60209385)
清水 睦 中央大学, 法学部, 教授 (30055082)
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Keywords | 国会活性化 / 憲法改正問題 / 首相の権限強化 / アイヌ新法 / 国旗・国歌法 / 参議院改革 / 法秩序形成 / 議会図書館 |
Research Abstract |
1)2000年8月21日(月)〜23日(水)に、研究分担者と本共同研究への協力を依頼した部外の研究者・実務家が、北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター会議室に集まって、研究会を開催した。部外の研究者からの報告として、高橋和之(東京大学大学院法学政治学研究科教授)「法秩序形成における国会と裁判所の役割」があり、また、部外の実務家からの報告として、伊藤和子(衆議院法制局法制企画調整部企画調整課長)「国会活性化法の立法過程」があり、それぞれ、報告に基づいて活発な質疑・討論が行われた。これらの報告と質疑・討論の記録は、現在、公表に向けて、印刷もしくは最終校正の段階に入っている。研究分担者の中間報告として、前田英昭「国会の政治主導と活性化―国会活性化法をめぐる諸問題」、小野善康「国旗・国歌法の立法過程」、中村睦男「憲法改正問題の経緯」、岡田信弘「首相の権限強化と内閣法の改革」、常本照樹「アイヌ新法の立法過程」、高見勝利「新世紀における議会の役割と議会図書館の課題」等がなされ、論文の作成に向けた意見交換がなされた。 2)2000年12月9日、浅野一郎(元参議院法制局長)を北大大学院法学研究科に招き、「参議院の将来像―有識者懇談会の答申」と題する報告を受け、質疑・討論を行った。当日の報告は、現在、初稿の校正段階に入っている。 3)各研究分担者は、2001年初めにかけて、東京や大阪で、各自のテーマに関係する実務家・専門家等にインタビューを行い、また、資料収集を行ったうえ、論文の作成に当たった。論文は、現在、研究成果報告書の一部として印刷に付し、冊子として公表準備中である。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 坂野泰治: "今次行革の特徴と評価-官僚の体験的視点から"北大法学論集. 50巻6号. 219-239 (2000)
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[Publications] 並河信乃: "外野席から見た中央省庁改革"北大法学論集. 50巻6号. 241-269 (2000)
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[Publications] 岡田信弘: "内閣総理大臣の地位・権限・権能-行政学と憲法学の「接点」で考える"公法研究(日本公法学会). 62号. 69-79 (2000)
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[Publications] 小早川光郎: "地方分権改革-行政法的考察"公法研究(日本公法学会). 62号. 163-178 (2000)
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[Publications] 山口(藤田)和人: "議会改革の最近の動向・英独日を比較して"北大法学論集. 51巻4号. 295-333 (2000)
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[Publications] 清水睦: "議院内閣制における「責任」論について"法学新報(中央大学法学会). 107巻7・8号. 1-30 (2000)