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2000 Fiscal Year Annual Research Report

企業統計のあり方の実証的研究

Research Project

Project/Area Number 10430006
Research InstitutionShinshi University

Principal Investigator

舟岡 史雄  信州大学, 経済学部, 教授 (50143962)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 荒木 万寿夫  青山学院大学, 経営学部, 講師 (20303050)
Keywords企業活動 / 工業統計調査 / 企業活動基本調査 / 多角化 / 企業分類 / 産業分類
Research Abstract

・企業活動の多角化と企業行動の成果について,1985,88,90,93年の『工業統計調査』の事業所パネルデータと1991,94,95,96年の『企業活動基本調査』のミクロデータにもとづいて分析した.工業統計データについては,近年の製造業の多角化の実態を明らかにし,次いで多角化と収益性・安定性との関係を多次元分類の結果の形で示し,さらに,クロス集計結果を踏まえて,企業活動の成果を被説明変数,多角化指数を説明変数とした回帰分析を行っている。結果は多角化の継続が多角化先が関連・非関連にかかわらずリスクを小さくするが,最も大きな要因は産業特性であることが明らかとなった。製造業内にとどまらず,製造業以外への多角化まで含めたその成果について企業活動基本調査データから,企業レベルでの多角化は製造業以外への多角化が多く,収益性に対してマイナスの効果を観察している。
・多角化の指標について,投入構造の類似性を取り込んだ拡張型ハーフィンダール多角化指数を導出するための基礎的作業を行った。その結果によれば,有効な指数が得られる見通しにある。
・企業の産業分類の基準として付加価値による分類,規模,多角化の程度の適用が有効であるとの結果を得ている。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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