• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2000 Fiscal Year Annual Research Report

多眼立体動画像のメディアスケーリングに関する研究

Research Project

Project/Area Number 10450146
Research InstitutionTHE UNIVERSITY OF TOKYO

Principal Investigator

相田 仁  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (00175712)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 富山 忠宏  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (80010932)
齊藤 忠夫  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30010789)
Keywords多眼立体動画像 / 画像符号化 / MPEG2 / サブチャンネル符号化 / メディアスケーリング / デジタル放送
Research Abstract

動画像の符号化方法として標準的な手法であるMPEG2では、ヘッダ等に費やされる情報量のために、空間解像度や時間解像度を小さくしない限り、量子化パラメータを調整しただけでは、大幅な情報量削減は困難である。ここで、人間が立体動画像を見る場合、片目に解像度の高い画像が得られていれば、他方の目に映る画像は多少解像度が悪くとも、目の特性として、劣化がほとんど知覚されないことが知られている。これを利用すれば、多数の視点から撮影した画像を、人の目に劣化を感じさせることなく、少ない帯域に圧縮して伝送することが可能であると考えられる。
そこで、本研究では、多眼立体動画像のうち1眼のみを従来のMPEG2で符号化し、残りの眼については、基準となる眼との間で視差補償予測を行うとともに、残差画像の空間解像度、時間解像度を低下させることで、基準眼以外については、従来のMPEG2の10分の1程度の符号量で伝送することのできる方式(修正サイマルキャスト法)を提案した。
衛星や地上波を用いたデジタル放送のサービスが始まろうとしているが、本方式を用いれば、従来の放送1チャンネル分の帯域で、ステレオ画像を放送すること等も可能である。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi